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令和6年度第1回人権問題都民講座『アイヌ文化と多様性』開催。事後学習資料も配布

  • 2024.5.24
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東京都人権プラザは、令和6年度第1回人権問題都民講座『アイヌ文化と多様性―もともと多様な「わたしたち」が考えるアイヌについてのお話』を、6月26日(水)18時30分〜20時30分に、東京都人権プラザ1階セミナールームとオンライン(Zoom)にて開催する。

どのように文化を捉え、関わっていけるのかを学ぶ

近年、アイヌ民族が登場するアニメや映画が人気を集め、若い世代を中心にアイヌ文化への関心が高まりつつある。「アイヌの人々と人権」を考えるとき、アイヌ文化の一部を取り出して表面的に知るだけでは不十分であり、近くで生活する当事者の存在を意識した視点や、その文化を担ってきた人に対する想像力を持つことが重要だ。

『アイヌ文化と多様性―もともと多様な「わたしたち」が考えるアイヌについてのお話』では、社会の中の多様性が参加者自身の生活と密接に関係していることを感じるとともに、当事者や非当事者がどのように「文化」を捉え、関わっていけるのかを学ぶことができる。

また、フォローアップ企画として、参加者が講座内容に関して事後学習を行い、より理解を深められるよう、フォローアップ・テキスト(事後学習記事)を提供する。

講師はアイヌにルーツのある北大教授

講師を務めるのは、北海道大学アイヌ・先住民研究センター教授の北原モコットゥナㇱ氏。北原氏は、東京都で生まれ埼玉県上尾市で育つ。4歳のころに自身のアイヌ民族のルーツを知り、18歳から北海道でアイヌ文化の勉強を始めた。千葉大学大学院社会文化科学研究科博士課程を修了し、文化人類学、神話・ジェンダー研究を専門としている。旧アイヌ民族博物館学芸員などを経て、2010年から北海道大学に勤務。著書に『アイヌの祭具 イナウの研究』『アイヌもやもや』がある。

6月19日まで参加申込受付中

講座は会場とZoomにて開催し、UDトーク、手話通訳がある。参加費は無料。参加定員は、会場が60名、リモートが200名で、事前予約制。会場参加は応募多数の場合は抽選、リモート参加は申込人数によって増員されることもある。

参加申し込みは、Webフォームまたは電話にて受付中。申込締め切りは6月19日(水)正午。詳細はイベント紹介ページにて確認を。

『アイヌ文化と多様性―もともと多様な「わたしたち」が考えるアイヌについてのお話』を受講して、アイヌの文化に触れてみては。

イベント紹介ページ(東京都人権プラザHP):https://www.tokyo-hrp.jp/lecture-2024-01.html

■東京都人権プラザ 1階 セミナールーム 住所:東京都港区芝2-5-6 芝256スクエアビル1階

(山本えり)

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