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美味しすぎて箸が止まらない…人気料理家arikoさんの「野菜たっぷりおつまみレシピ」2選

  • 2024.5.24
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美S T誌面の連載でもおなじみ、ライター兼料理家のarikoさんが“おつまみ”をテーマにした最新刊『arikoのくいしんぼうおつまみ 飲む人も飲まない人も、みんな美味しい』を発売。晩酌にもおもてなしにもピッタリな美味レシピの数々のなかから、野菜たっぷりなのがうれしい2品を厳選紹介します!

レシピ①ごまポン酢だれで食べるぬるしゃぶ

冷しゃぶならぬ“ぬるしゃぶ”は、ほんのり温かな豚しゃぶ肉が美味しい一品。コク&さっぱりのごまポン酢だれがよく合います。疲れた体を、お肉と野菜がたっぷり取れるヘルシーメニューとビールで労わって。

[材料]*2人分
豚バラしゃぶしゃぶ肉 150g
サニーレタス 2枚
きゅうり 1本
なす 2個
紫玉ねぎ 1/8個
かいわれ 1/2パック
《薬味》
小ねぎ 1/2束
生姜 10㎝
みょうが 3個
《たれ》
ごまだれ 適量
ポン酢 適量

1.レタスはひと口大にちぎる。きゅうりは薄切りにして、塩小さじ1/4(分量外)を振ってなじませ、しばらく置いて出た水気を絞る。なすはひと口大に切りごま油(分量外)でさっと焼いて塩(分量外)をふる。紫玉ねぎは薄切りにして水にさらし、水気を切る。かいわれは根を切る。
2.薬味を作る。小ねぎは小口切りに、生姜は皮をむいてみじん切りに、みょうがは縦4等分にしてから2~3㎜幅に切る。すべてをボウルに入れ、水を注いでさっと浸して、ザルに上げ、水気を切る。
3.鍋に湯を沸騰させ火を止めてから、豚肉を1枚ずつ入れてさっと茹でて、ボウルに張った常温の水に取ってからペーパータオルに上げておく。
4.1の野菜と2の薬味、3の豚肉をお皿に盛り、たれを添える。たれはごまだれとポン酢を好みの割合で合わせる。

Point
豚肉はぐらぐら煮立ない湯にくぐらせ、常温の水に取ればしっとり。合わせる野菜は生と焼きの両方を取り合わせると満足度アップ。

レシピ②野菜たっぷりメキシカン

香ばしいトルティーヤに挽き肉と豆のチリコンカルネ、ワカモーレやサルサ、チーズ、サワークリームなど好みの具材を自由に挟んで各々楽しむメキシカン。具材さえ用意しておけばあとは簡単です。ピリッと辛くて爽やかなおつまみは、テキーラベースのカクテルを片手に。

\チリコンカルネの作り方/

[材料]*作りやすい分量
合挽き肉 300g
ベーコン 3枚
オリーブオイル 小さじ2
玉ねぎ(粗みじん切り) 1個分
にんにく(みじん切り) 1かけ分
キドニービーンズの水煮缶 400g
トマトの水煮缶 400g
塩 適量
《A》
トマトケチャップ 大さじ3
ウスターソース 大さじ2
チリパウダー 大さじ1
クミンシード 小さじ1
シナモン 小さじ1
顆粒コンソメ 小さじ2
ローリエ 1枚
塩 小さじ1

トルティーヤ 適量
サワークリーム 適量
パクチー 適宜

1.キドニービーンズはザルに上げてさっと水洗いして水気を切る。
2.鍋にオリーブオイルを入れて熱し、にんにくと2㎜幅に細切りにしたベーコンを入れ、にんにくの香りが出るまで炒める。合挽き肉を加えて中火で肉の色が変わるまで炒めたら、玉ねぎとキドニービーンズ、トマトの水煮缶を汁ごと入れ、 Aを加えて時々混ぜながら15分ほど煮る。味見をして塩で味を調える。器に盛り付けて、トルティーヤやサワークリーム、お好みでパクチーなどを添える。

Point
トルティーヤはとうもろこしベースとフラワー(小麦)ベースがありますが、軟らかくて食べやすいフラワータイプがおすすめ。

\サルサソースの作り方/

[材料]*2人分
トマト 2個(150g)
紫玉ねぎ 1/4個(100g)
青ピーマン 1個
青唐辛子 1本
にんにく 少々
パクチー 2本
ライム搾り汁 大さじ1
塩 小さじ1

1.すべてみじん切りにして混ぜる。

Point
サルサソースはライムを使うのがメキシカン独特の風味を出すコツ。夏らしい酸味が食欲をアップさせます。

\ワカモーレの作り方/

[材料]*2人分
アボカド 1個
レモン汁 小さじ1
サルサソース 大さじ4
塩 少々

1.アボカドは半分に切り、種と皮を取り除いて滑らかになるまでフォークなどで潰す。レモン汁を混ぜる。
2.上記のサルサソースを混ぜて、塩で味を調える。

\帆立のセビーチェの作り方/

[材料]*2人分
帆立 4個
ミニトマト 5個
キウイ 1個
紫玉ねぎ 1/4個
パクチー 2本
《A》
ライム搾り汁 小さじ2
レモン汁 大さじ1
ハラペーニョソース 小さじ2〜大さじ1
オリーブオイル 小さじ2
にんにく(みじん切り) 少々
塩 小さじ1/2

1.帆立は薄切りにする。キウイは皮をむき5㎜の薄切りにする。紫玉ねぎは繊維を断つように薄切りにし、水に5分ほどさらして水気を切る。ミニトマトは半分に切る。パクチーは食べやすい大きさに切る。
2.ボウルにAを合わせ、帆立を入れて表面が白くなるまで浸す。
3.キウイ、ミニトマト、紫玉ねぎ、パクチーを加えて混ぜて器に盛る。

Point
同じ中南米のペルー料理ですがメキシカンにもよく合います。キウイの甘酸っぱさが爽やかさを盛り上げる!

\今回のレシピはこの本から紹介/

今まで多数の書籍を出版してきたarikoさんによる初のおつまみ本が完成。大充実の130レシピ掲載!お酒のアテになるだけじゃなく、食事としての満足感もばっちりの“くいしんぼうおつまみ”が提案されていて、飲む人も飲まない人もみんなが美味しくて幸せになれるレシピが満載。

arikoのくいしんぼうおつまみ 飲む人も飲まない人も、みんな美味しい』
¥1,980(税込) 光文社/2024年5月24日発売

▼Amazonリンク

教えてくれたのは…arikoさん

『CLASSY.』『VERY』などのファッション誌のエディター、ライターであり料理家。日々の料理や食事をポストするインスタグラム()は現在フォロワー21万人。著書は『arikoの食卓』シリーズ(ワニブックス)、『ありこんだて arikoの、今晩なに作る?』(光文社)、『arikoの副菜の鬼』(主婦の友社)ほか。日本テレビ系列『キユーピー3分クッキング』にも出演。

料理・レシピ・文/ariko 撮影/須藤敬一 フードスタイリスト/山口裕子

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