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わが子の心臓に穴があるのに「手術は延期に」なぜ?不安だった看病生活を振り返る作品

  • 2024.5.24
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もしわが子が1歳に満たないうちに手術をすることになったとしたら、不安な気持ちになりますよね。今回ご紹介する作品は、娘が生後7か月で心臓の手術を受けることになったという、ぷにらー(@non_bilion)さんの経験を描いています。『長女の心臓の穴を7か月で手術した話』です。どうぞごらんください。

予防接種で、わが子の疾患を指摘され…

この日、ぷにらーさんは長女・はなちゃんと予防接種にきていました。初めての予防接種にそわそわしながら受診をすると「心臓に穴が開いているかも」と、予想だにしない指摘を受けるのでした。

「心室中隔欠損症」というその病名。手術になると思うと言われ、ぷにらーさんは頭の整理が追い付かないでいました…。

繰り返す入退院。不安な日々が続く

はなちゃんは生後4か月の段階で先天性の心臓疾患が見つかりました。そこから手術のために入退院を繰り返すように。しかし、病院側の事情もありたびたび手術は延期されてしまいます。たくさんの患者を抱える病院では、はなちゃんより緊急度の高い患者がやってくることもあり、予定通りに行われないことは、仕方がないのかもしれません。

それでも、親としては早く治してあげたいという不安と常に戦っています。ぷにらーさんのように、事情は理解しつつもわが子がないがしろにされているのような気持ちになるのも、共感できる人もいるでしょう。

幼い子どもの入院は親も付き添う場合がほとんどのため、ストレスもたまります。治療に向けて親子で一緒に挑む覚悟でいても、やはりとてもつらく、不安な日々であることは違いありませんよね…。漫画では、ぷにらーさんの心の葛藤がていねいに描かれています。

健康が一番の幸せだと再認識

はなちゃんは生後7か月で心臓の手術をします。術前は、水分量の調整のため、おなかいっぱいミルクを飲むことはできませんでした。しかし、無事に手術が終わり、おなかいっぱいミルクが飲めるように。満腹でうとうとするわが子を間の前にして「健康が何よりの幸せ」であると再確認できます。

それから7年。はなちゃんは再発や生活への支障もなく、元気に過ごしているそう。小さいころの手術で体に傷が残ることを不安に思っていたぷにらーさんですが、はなちゃんは前向きに受け取っているようです。

幼い子どもの手術に不安を覚えながらも乗り越えていくぷにらーさんと夫の姿に共感し、はなちゃんの回復をうれしく思う作品です。

著者:ゆずプー

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