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窪塚愛流、オリジナルの個性が輝く時。【煌めく主人公たち。】

  • 2024.5.24

物語の主人公は自分自身。いつだって自身と向き合う真摯な心が、ストーリーを新章へと導いてくれる。窪塚愛流が夢いっぱいに描く、煌めく世界を覗いてみよう。フィガロジャポン6月号に登場した俳優6名のスペシャルインタビューを公開。

Starring Airu Kubozuka

ベーシックなアイテムに煌びやかなスパンコールをあしらうことで、気品とユーモアが交差するフレッシュなセットアップに。新時代の表現者、窪塚愛流が目指すのも「型にはまらない唯一無二の存在」。「童心を忘れない無邪気さとユーモア、楽しむエネルギーを忘れないでいたい」と話す彼が、ヒーローと聞いて思い浮かべたのはアンパンマン。「困っている人がいたら一緒に寄り添い、幸せな方を向くように考えたい」と、優しさあふれるヒーロー像を描く。トップ¥1,015,300、パンツ¥781,000(ともに参考価格)、リング¥402,600、シューズ¥137,500/以上ロエベ(ロエベ ジャパン クライアントサービス)*「フィガロジャポン」2024年6月号より抜粋

INTERVIEW
新時代の表現者、窪塚愛流のオリジナルの個性が輝く時。肩書きにとらわれず、自由な発想と煌めく個性が新しい世界を築いていく。

─今回煌めくファッションアイテムを纏っていただきましたが、いかがでしたか。
キラキラのスパンコールのセットアップも、ロエベらしい上品さ、上質さ、そして洗練されているムードがありました。そんなルックに合わせて、表情やポージングは落ち着きのある中に自分なりのアクセントを入れてみました。

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友人とは普段から電話などで連絡を取り合っているのですが、それぞれの夢があってみんな自分自身と向き合って頑張っている話しを聞くと、自分も頑張ろうと思えます。職業は違うけど、切磋琢磨し合える関係にすごく支えられているんです。曲を作っている幼なじみが2人いるのですが、その曲を大切な仕事の前に聴いてやる気スイッチを入れることもあります。個人的なジンクスとしてやっているのは、勝負の日に赤いパンツを履くこと。何事も考え方次第だと思っていて、赤いパンツを履くと気合いが入って、やる気がみなぎってくるような感覚がするんです。ただ、そこまでたくさん持っていないので、気合入れないといけない日が続く場合は初日に赤いパンツを履きます(笑)。愛用しているのは、ファミリーマートの赤いパンツです。

─役者やモデルなど、アイコニックな存在として表現の幅がどんどん広がってる窪塚さん。ご自身では新しい世界が広がっている感覚はありますか。
インスタグラムのDMをはじめ、たくさんの言葉をまわりの方からいただくことが増えて世界の広がりをより感じるようになりました。直近で特に嬉しかったのは、ドラマ「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」の4話のシーンを見た共演者の方が電話をくれて「泣きそうになった」と、言ってくれたこと。個人的にも、20歳を過ぎて10代の頃よりやりたいことができるようになったと感じています。それは、同時に自分の行動に責任を持つということ。責任があるから、自由がある。ひとりの人間として、自分自身のことを俯瞰で見て、選択に意味と理由をつけられるようになってきたと思います。

─フィガロジャポン6月号はロマンティック特集。窪塚さんにとってのロマンティックって?
やっぱり愛です。愛し合っていれば言葉にしなくても、目線や空気で伝わるものがある。そういう人と人との距離や空気は、ロマンティックだと思います。大切なものは目に見えなくても、形になっていなくても、通じ合うものだと信じています。─窪塚さんが考える物語のヒーローとはどんな人ですか。アンパンマンです。アンパンマンは、お腹がすいている人に自分の顔の一部を分け与えてあげる。それはただ単純に食べものだけを渡しているのではないと思っています。誰かが困ってる時に寄り添い、幸せな方へと向くように一緒に考えられる人がヒーローの象徴だと思います。

─これから30代、40代へと年齢を重ねる中で、大切にしたい思いや挑戦したいことはありますか。
どんな状況になったとしても、自分自身を忘れないこと。みんな世界でひとりの代わりのない存在で、自分もきっとそう。大切なものはちゃんと心の核に置いて、固定概念にとらわれずにいろいろな世界を見て、自分の考えを成長させていけたらと思います。誰に何と言われても胸を張って自分自身を生きて、型にはまらない"窪塚愛流ワールド"を作っていきたいです。

窪塚愛流
2003年生まれ、神奈川県出身。21年から本格的に俳優活動を開始。映画『麻希のいる世界』、「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」など、話題作に立て続けに出演。初主演を務める映画『ハピネス』が好評公開中。初舞台となる、モチロンプロデュース「ボクの穴、彼の穴。W」が9月17日(火)より公演。待機作に映画「恋を知らない僕たちは」がある。

⚫️問い合わせ先:
ロエベ ジャパン クライアントサービス
03-6215-6116(フリーダイヤル)
www.loewe.com

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