今年で125周年！ミランが2024-25新ユニフォームを発表　クラブ愛を「ヒトゲノム」で表現

Text by 立野敦史(Qoly LFB Vintage)

イタリア1部ミランとキットサプライヤーのPumaは23日、2024-25シーズンの新ホームユニフォームを発表した。今季（2023-24）のリーグ最終戦でお披露目となる。

ミラン 2024-25 Puma ホームユニフォーム

24-25新ホームユニフォームは、クラシックな細めのストライプを採用。ただしレッドのストライプの中心には、薄っすらとしたもう一つのストライプを落と込むという凝ったデザインとなっている。

今回のクラシックなストライプは、2024年12月16日でクラブ創設125周年を迎えることが関係している。過去には100周年記念、120周年記念という節目に、今回と同じような細いストライプ柄が登場した。

新ユニフォームのデザインには二つのポイントがある。

一つは前述の通り125周年を迎えることから、背面に記念のロゴマークが付く。これにより、ファンにとっては記念アイテムとしての側面も強いものとなった。なお、クラブとPumaは12月のクラブ創設日より前に「125周年記念ユニフォーム」の発表を予定している。

そしてもう一つが、画像の色調を変えるとクッキリと浮かび上がるストライプの中の模様。これはDNAの螺旋（らせん）構造を連想させるヒトゲノムをイメージしたグラフィックで、クラブへの愛着や誇りを示す「ミラニズモ」を表現したものだ。

そんな新ユニフォームは、25日にホームで行われる2023-24シーズンのセリエA最終節サレルニターナ戦でデビューの予定。その1週間後の31日にオーストラリアで開催されるローマとのフレンドリーマッチでも着用するとのことだ。

125周年を祝したクラシックな24-25新ホームユニフォームは、クラブ公式オンラインストア、各国のPumaオンラインストアで販売を開始している。