自然の中で育った野菜には、心身を健やかに整える栄養素がたっぷり。旬の野菜のおいしさをダイレクトに感じられるレシピで、体と心を緩やかに整えましょう。料理家の河原希美さんが、自然医学・アーユルヴェーダの知識をもとに、野菜が主役の体が整うレシピを教えてくれました。今回ご紹介するのは食物繊維が胃腸の働きを助けてくれる、キャベツとしらすのスープの作り方です。
春キャベツとしらすのスープ
キャベツは豊富な食物繊維が胃腸の働きを助け、冬に溜め込んだものをデトックスするのにぴったりの野菜。葉がやわらかくて甘みも強い春キャベツのおいしさを、スープで余すことなくいただきます。
●材料(2人分)
春キャベツ…1/4個
釡揚げしらす…40g
生姜(すりおろし)…1/2かけ
オリーブオイル…大さじ1
水… 400mL
塩…ふたつまみ
胡椒…少々
●作り方
① 春キャベツを1/8個のくし切りにする。
② 熱したフライパンにオリーブオイルを入れ、キャベツを加える。
③ 焼き目がついたらひっくり返して、しらす、生姜、水を加える。
④ 蓋をして、キャベツがくたくたになるまで煮込む。
⑤ 塩、胡椒で味を調える。
このレシピを教えてくれたのは
河原希美さん
料理家、管理栄養士、アーユルヴェーダ講師。栄養学やアーユルヴェーダの知識をもとに、心と体を整えるレシピを提案。著書に『ゆるっと整うやさしさごはん』(KADOKAWA)。
cooking & styling: Nozomi Kawara photograph: Shungo Takeda text: Azusa Shimokawa
リンネル2024年5月号より
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください