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【難読漢字】「諡号」の読み方は?時々目にする呼び名と関係のある言葉です!

  • 2024.5.23
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「諡号」の読み方をご存じですか?

「号」は「記号」「番号」で使われる漢字ですが、「諡」はなかなか見かけない漢字です。

いったい何と読むのでしょうか?

「諡号」の読み方のヒントはこちら

ひらがなで書くと「○ごう」の3文字

音読みです

「諡」は訓読みでは「おくりな」と読みます

以上の3つのヒントから考えてみてください。

「諡号」の読み方、正解は・・・

イメージ

「しごう」

です!

「諡」は「死後、生前の行いに対してつける名前」のことをあらわしています。「号」はここでは「呼び名、名前」のことをあらわしています。

「諡号」は「生前の偉業をたたえ、死後につけられる称号」をあらわす言葉です。日本で有名な諡号としては、真言宗の開祖である空海につけられた「弘法(こうぼう)大師」が挙げられます。

天皇陛下と「諡号」

「諡号」はその性質の通り、貴人や僧侶に死後贈られる称号であり、天皇陛下であっても存命中は贈られることはありません。例えば元号をもとにした諡号は「明治天皇」「大正天皇」「昭和天皇」がありますが、「平成天皇」「令和天皇」という諡号は2024年5月現在、存在していません。

なお、この「○○天皇」という諡号は「漢風諡号」と呼ばれており、「和風諡号」がつけられていた時代もありました。例えば女性天皇として有名な「持統(じとう)天皇」には「大倭根子天之廣野日女尊(おほやまとねこあめのひろのひめのみこと)」という和風諡号があります。

難しい言葉ですが、実は時々目にしている「諡号」の読み方を是非覚えておいてくださいね。

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