くも膜下出血を経験した女性→退院後、美容室で恐怖に苛まれた“意外な理由”とは

ヨガ歴10年、健康第一主義の漫画家・新月ゆき（@Shingetsu_yuki）さん。日常の出来事を漫画にし、X（旧Twitter）やnoteで発信しています。

くも膜下出血のため入院していた時、退院後にしたいことを同室の患者と話していたところ…？

頭触らないで！

同室の患者は、退院したら湯船につかりたいと話していましたが、新月さんがやりたかったのは美容院に行くことでした。念願叶って、退院後久しぶりに美容室に向かった新月さん、シャンプー代に座り大好きな髪の毛を洗ってもらう時間を迎えたのですが、美容師さんの手が頭に触れた瞬間、あることを思い出しました。

それは、自分がくも膜下出血だということ。わしゃわしゃとシャンプーをされながら、「頭ッ！！触らないで！！」と心の中で叫んだ新月さん。頭を触られるのが怖いと思いながら、何も言えずに時が過ぎてしまいました。

店を出た後、「他人に頭を触られるのがこんなに怖いなんて」と心の中でつぶやきながら、「次は言おう」と決意を新たにしました。それは美容室だけでなく、人から病状などを聞かれた時に「大丈夫じゃない」とはっきり伝えるということでした。

周囲の人を心配させまいとしたり、詳しく話すような関係性ではない人にどこまで伝えればいいか迷ったり…。病気を経た人には、自分の体のことに限らず新たな悩みが増えてしまうものなのですね。新月さんのこの決意が、同じく病気や不調に悩む人の気持ちをそっと後押ししてくれそうです。

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ブログ：新月ゆき（猫とくも膜下出血の絵日記）