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新NISAの『クレカ積立』7月から思わぬ「朗報」も!? "誰でも1.1%還元”のワケ

  • 2024.7.24
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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

3月8日に内閣府「金融商品取引業等に関する内閣府令」が一部改正され、投資信託の積立をクレジットカードからの引き落としで行う「クレカ積立」の上限額がこれまでの月5万円から月10万円に引き上げられました。

これを受け、SBI証券や楽天証券などネット証券各社がクレカ積立の上限額を月10万円に引き上げています。さらに、7月5日から、人気のポイ活クレカの楽天、三井住友、auPAY、PayPayに続いて、dカードも利用可能に。あなたなら、どれを選びますか?

なぜ、クレカ積立額は月10万円まで引き上げられた?

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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

24年1月から新NISAがスタートし、投資信託をクレカ積立で投資している方も多いのではないでしょうか?クレカ積立の大きなメリットは、通常のお買い物のように購入額に応じてポイントが貯まることです。たとえば、クレカ積立を利用して毎月3万円を投資すると、還元率が1%なら、300ポイントが貯まることになります。1年で3600ポイントも貯まるのですから、これはお得といえるでしょう。

そもそもクレジットカードでは原則金融商品は購入できないというルールがあります。ただし例外として、翌月一括払いの積立投資であれば、月に一定額までなら購入可能ということになっておりその金額が10万円までとなっています。

カードによる購入代金が銀行口座から引き落とされるのは、積立日の翌月の場合が多く、引き落とし日の前に積立日がくると10万円の上限を超えてしまいます。そのため多くの証券会社はカードによる購入上限を月5万円までと設定していました。

ただ、新NISAのつみたて投資枠は月10万円が上限なのに対し、クレカ積立の上限が月5万円までとなっていたことから、残りは現金などで投資をする必要がありました。新NISAの利用者も広がる中、3月に上限額を5万円から10万円に引き上げをする内閣府令の改正が行われ、ネット証券各社ではさっそく上限額を10万円としたのです。

証券会社によって、決済に使うクレジットカードが限られる

ますますお得になったクレカ積立ですが、注意点もあります。

まず証券会社によって、決済に使うクレジットカードが限られていることです。下表に大手ネット証券でクレカ積立ができる主要なクレジットカードを掲載しています。楽天証券なら楽天カード、SBI証券なら三井住友カードなど、限られたクレジットカードでないと、ポイントは貯まりません。

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三井住友カードプラチナプリファード決済では5%還元も、今秋から要注意

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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

また、決済に使うクレジットカードによってポイント還元率が異なる点も注意点です。

高還元で注目されるのはSBI証券の三井住友カードプラチナプリファード決済での5%還元です。三井住友カードプラチナプリファードは年会費3万3000円のハイクラスカードですが、月5万円、年間60万円のクレカ積立をすると、その5%の3万円分が還元されることになります。実質3000円でプラチナカードが使えるということで、注目が集まりました。

ただこの還元率のルールに今後大きな変更があることが発表されています。その内容はこの秋から還元率を最大3%に下げ、その3%についても年間カード利用額500万円以上という条件がつくというものです。

朗報も。7月から誰でも1.1%還元?カードの正体は?

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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

また、マネックス証券では、7月5日からdカードでクレカ積立ができるようになります。

ポイ活で人気のポイントは、楽天ポイント、Vポイント、Pontaポイント、PayPayポイント、dポイントでしたが、今まで、dポイントだけがクレカ積立に対応していませんでした。それがマネックス証券と提携して、dカードで積み立てることで、dポイントが貯まるようになるのです。

dポイントファンには朗報ですね。マネックス証券は、積立額5万円以下なら、dカードでもdカードゴールドでも還元率1.1%でポイントが貯まります。誰でも、1.1%の還元を受けられるという点では、もっともお得なクレカ積立ともいえます。

新NISAが始まり投資熱が高まる中、情報は日々更新されています。有益な情報はしっかりキャッチして、常にアップデートを心がけましょう。

 


執筆:萩原亜蘭/株式会社回遊舎

監修:酒井富士子

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経済ジャーナリスト/金融メディア専門の編集プロダクション・株式会社回遊舎 代表取締役。ファイナンシャル・プランナー 上智大学卒業。日経ホーム出版社(現日経BP社)にて「日経ウーマン」「日経マネー」副編集長を歴任。リクルートの「赤すぐ」副編集長を経て、2003年から現職。「お金のことを誰よりもわかりやすく発信」をモットーに、暮らしに役立つ最新情報を解説する。近著に『おひとりさまの終活準備BOOK』(三笠書房)、『お金の増やし方ぜんぶわかる!新NISA超活用術』(Gakken)など多数