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「再起動」してもダメ…【iPhone】“動作が重いとき”の4つの対処法

  • 2024.7.4
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写真:PIXTA

iPhoneを長期間使用していると、動作が鈍くなったり、突然フリーズしてしまったりしたことがありませんか?とりあえず再起動をしてるという方がほとんどだと思いますが、それでも調子が元に戻らないというケースもあります。そこで今回は、再起動でもどうにもならない場合の対策方法をご紹介したいと思います!

iPhoneが重くなる原因とは?

iPhoneを長期間使用していると、動きがもっさりしたり、スクロールやスワイプをした際にうまくタッチパネルが反応してくれなくなることがあります。突然フリーズしてしまうこともあり、いつ使えなくなるのではないか心配になりますよね。

こうした症状に陥ったとき、まず対策として考えられるのは「再起動」ですが、まずは動作が重くなった原因を知る必要があります。対症療法だけをしているのでは、頻繁にトラブルが発生してしまうからです。

理由1:メモリ不足

多くのアプリを起動しているとメモリが消費され、動作が遅くなることがあります。バックグラウンドでも動作するアプリもあるので、注意が必要です。

理由2:iPhoneが古い

iPhoneやiOSのバージョンが古いと、動作が遅くなることがあります。またソフトウェアに不具合も考えられます。

理由3:バッテリーの劣化

バッテリーの劣化が進むと、iPhoneのパフォーマンスが低下するケースがあります。

理由4:ストレージ不足

写真やビデオ、アプリ、キャッシュなどがストレージを圧迫していると、iPhoneの動作が遅くなることがあります。

理由5:システムキャッシュが蓄積している

システムがキャッシュを溜め込みすぎると、動作が遅くなることがあります。

理由6:ウイルスやマルウェア

ウイルスやマルウェアに感染すると、動作が遅くなることがあります。
※マルウェア:不正かつ有害に動作させる意図で作成された悪意のあるソフトウェアや悪質なコードの総称

理由7:iPhoneの発熱

本体が熱を持ってしまうと、動作にも影響を及ぼします。

理由8:視差効果設定がオンになっている

動画やアニメーションなどの視覚効果がオンになっていると、動作が遅くなることがあります。

iPhoneが重いと思ったときにすること

iPhoneが重くなったときの解決策は再起動が最もポピュラーです。再起動をすることでバッググラウンドで動作しているアプリを終了し、メモリ不足が解消されます。そのほかにも、複数の解決策があるので見ていきましょう。

1.アプリを整理する

使用していないアプリがたくさんあると、iPhoneのパフォーマンスに影響を与えることがあります。未使用のアプリを削除して、ストレージに余裕を持たせるといいでしょう。

2.ストレージを整理する

同様に、写真や動画もiPhoneのストレージを圧迫する原因になります。不要なデータを削除したり、クラウドなどに移すといいでしょう。また、キャッシュをクリアすることでもストレージを確保することができます。

3.iPhoneの使用を一時的にやめる

本体の発熱で動作が重くなっている場合は、すぐにiPhoneの使用をやめ、すずしい場所に移動させましょう。本体の電源を落とすのも効果的です。

4.視差効果設定をオフにする

iPhoneの視差効果設定によって動作が重くなっている場合は、オフにしてみましょう。

[視差効果設定をオフにする方法]
1.[設定]から「アクセシビリティ」をタップ

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画像:筆者撮影

2.視覚サポートの「動作」をタップ

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画像:筆者撮影

3.「視差効果を減らす」をオフにする

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画像:筆者撮影

長期間使用していると不具合が出てきます

今回は、iPhoneの調子が悪くなったときの対策について解説しました。再起動をする以外にさまざまな方法がありますが、そもそもの原因はストレージ不足やバッテリーの劣化、メモリ不足が考えられます。頻繁に重くなることが起きるようなら、機種変更を考えてみてください。


ライター:ちだい
家電・モノライター&デザイナー。オーディオやバッテリーなどの小型ガジェットを中心にモノ系やカルチャー・サービスなどモノ誌で執筆。趣味は映画鑑賞と競走馬。

※写真はイメージです