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イタズラ厳禁!【iPhone】「緊急SOS」押したらどうなるの?

  • 2024.6.19
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「iPhoneの緊急SOSのおかげで命拾いした」などの海外のニュースを見たことはありますか?

急な体調の異変や事件に巻き込まれ、iPhoneの緊急SOSを発動させて九死に一生を得た…。そんなエピソードに「すごいな!」と思いつつ、実際に自分が危険な状況になったとき、正しく使えるのだろうか?と考えたりします。

iPhoneの緊急SOSはどう使うのか?押したらどうなるのか?

今回はiPhoneにある“緊急SOS”について解説します。

iPhoneの緊急SOSとは?

iPhoneの緊急SOSとは、すばやく助けを求めたり緊急連絡先へ通知することができる機能です。

米国などいくつかの国では緊急SOSを発動すると、すぐさま最寄りの警察署や消防などに自動的に発信されますが、日本ではどこに発信するのかを選択する操作が必要です。また、人工衛星経由での発信も日本は未対応です。

とは言え、ロック解除の必要なく簡単な操作で発信できる緊急SOSは役立つシーンもあるかもしれませんので、いざというときのために覚えておくといいですね。

iPhoneの緊急SOSを設定する

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著者撮影

まずはiPhoneで緊急SOSが使えるように設定しておきましょう。

iPhoneの「設定」→「緊急SOS」と進み、「長押ししてから放して通報」「ボタンを5回押して通報」をONにします。どちらかやりやすい方でもいいのですが、念のためどちらもONにしておいたほうがいずれかでの通報が可能です。

「目立たない形で通報」は、緊急SOSで警察や消防に発信すると警報・フラッシュ・VoiceOverオーディオが機能しますが、それらを消音にします。ON/OFFはお好みで選択しましょう。

緊急SOSはどう使う?どうなる?

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著者撮影

緊急SOSの設定で「長押ししてから放して通報」「ボタンを5回押して通報」のいずれか、もしくは両方をONにしておきます。

iPhoneのスリープもしくはロック画面で、電源ボタン&音量ボタン(上下どちらか)の長押しか、電源ボタンを5回押しで緊急SOSのスライダが登場します。

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著者撮影

日本では警察110・海上保安庁118・消防119のいずれかを選択して発信します。このタップまではなんとかやり切りたいところ。電話がつながれば、離せない状態でも位置情報から場所を特定して救助に向かってくれます。

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著者撮影

誤動作などでこのような画面が出て焦った方もいるかもしれません。「停止」をタップすればカウントダウンは止まりますが、カウントダウンが終了しても日本国内においては警察・海上保安庁・消防のいずれかの選択をタップしなくては自動的には発信されません。さらに誤動作でいずれかにつながってしまった場合は、ちゃんと誤動作であることを伝えてください。

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著者撮影

また、警察・海上保安庁・消防のいずれかに発信後には緊急連絡先にも通知されます。緊急連絡先の設定は、iPhoneの「設定」→「緊急SOS」もしくは、iPhoneの「設定」→「ヘルスケア」→「メディカルID」にて設定が可能です。

メディカルIDは、緊急連絡先以外にもアレルギーや既往症などを記載できます。心配がある方は設定しておくのがおすすめです。

まとめ

「どうなるかな?」と試したい気持ちになるかもしれませんが、いたずらに緊急SOSを発信するのは絶対にやってはいけません!万が一、誤動作の連続で発信してしまった場合は、すぐに間違いであることを伝えてください。


ライター:津田マリリン(@marilyntsuda
スマホ・アプリライター。Androidアプリ開発の知識を活かし、スマホやアプリの魅力を発信。

※写真はイメージです