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50代ミニマリスト主婦に聞く「モノを増やさない」ための3つの注意点

  • 2024.6.18

家の中でも特に散らかりがちなのが、リビング。多くの時間を過ごす場所だからこそ、物が多くなってしまったり、さまざまな物が目に入り圧迫感を感じたりすることもあります。そこで、ミニマリストの本多めぐさんに伺った「リビングの片付け術」をご紹介します!

リビング以外のスペースの片付けにも活用できる、物を増やさないコツも要チェックです!

1. 『一番長く過ごす場所』から片付けをスタート

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出典元:本多めぐさん

「リビングに物がたくさんあって、どこから片付ければいいか迷う!」という場合は、一日の中で一番長い時間を過ごす場所や、目に入りやすいスペースから片付けを始めるのがポイント。

例えば、食事をする際や、くつろぐ時に使うテーブル。「よく使うから」と物を置きっぱなしにしてしまうと物であふれ、部屋全体が雑然とした印象になってしまいます。

片付けの第一歩は、決まった物だけをテーブル上に置くようにすること。家族といっしょに住んでいる場合は「自分の物はリビングに置かない」ということを徹底して、最低限の物を置くようにしましょう。「家族全員が使う物だけを置く」と決めると、意外と物が少なくなり、リビングがスッキリしやすくなります。

また、飾り物を最小限にするのもポイント。「飾り物は写真立て一つだけ」「ぬいぐるみや置物は置かない」など、家庭ごとにルールを決めておくと、ごちゃごちゃ感がなくなり部屋の見た目がスッキリします。

一気にすべてを片付けようとすると大変なので、完璧でなくてもOK。目に入りやすいスペースが整っていると、達成感を感じやすく「ほかの場所も片付けよう!」というやる気もアップしてくるはずです!

2. 物や家具は『動線を意識して』配置を決める

物の住所を決めておき、使ったあとは元の位置に戻すようにすることで、片付け後もスッキリした状態を保ちやすくなります。

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出典元:本多めぐさん

テレビのリモコンや小物などはボックスにまとめるようにすると、テーブルがスッキリするだけでなく、「どこに置いたっけ?」とならずに使いやすさもアップしますね。

ただ、大切なのは、家族が過ごしやすい空間かどうかを優先すること。
収納してしまうことにより使い勝手が悪くなってしまうと本末転倒です。

特にテレビやソファなど大きな家電・家具の配置は、「暮らしにジャマにならないか」「実用的か」で考えると、暮らしやすい空間を作れるでしょう。

3. 量や数を見直して『決まった物だけ置いて』スッキリ!

リビングだけでなく、自分のタンスやクローゼットにしまっている服、靴など意外と場所を取っているもの、賞味期限で判断しやすい冷蔵庫内も必要ないものはどんどん片付けてしまいましょう!

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出典元:本多めぐさん

私は、物を増やさない、部屋をスッキリさせるコツとして機能面を意識しています。靴は必要最低限。北海道に住んでいるので、雪用、普段使いのスニーカー、冠婚葬祭用と所持しているのは3足だけえす。

また2人暮らしなので、食材は大容量のものは買わないことも意識しています。消費が遅く使い切るのが難しいドレッシングは、料理に混ぜて味変をしたり、醤油と混ぜて和風にするなど、最後まで使い切る工夫をしていますよ。

好きなものまで減らす必要はないですが、身のまわりの捨てやすいものから片付けを始めることでやる気や達成感が出るので、少しずつお部屋をキレイにしていきたいですね!



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出典元:本多めぐさん

監修者:本多めぐ(@megukatuma

北海道在住の50代ミニマリスト主婦。節約、捨て活、合理的でお金のかからない暮らしについてブログやXで発信中。占い師としても活動している。