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電車で…高齢者「席を譲りなさい」と妊婦の膝上に荷物を置く!?その後、まさかのハプニングに周囲が唖然…

  • 2024.6.10
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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

電車内の座席はゆずりあって座ることが望ましいもの。もし自分が妊婦だったり体調がすぐれなかったりした場合、「座りたい」と思うのは自然なことです。エピソードの投稿者である女性が妊娠中、通勤電車で座れてホッと息をついたのも束の間…。

本記事では、電車で出会った「高齢男性による驚きの言動」についてご紹介します。

初めての妊娠…通勤中に出会った高齢男性

こちらのエピソードは、30代女性の会社員の方が教えてくれました。

 

6年前、私が初めて妊娠したとき、つわりのつらさに耐えながら、毎日片道90分の電車通勤をしていた頃のエピソードです。

できれば座って通勤したいという気持ちがあり、すぐ座れるように優先席の近くに乗車していました。ある日、たまたま優先席が空き「よかった…」と思い座ったところ、私の前にお年寄りの男性が現れました。

その男性は、なんと持っていた荷物を私のひざの上に勢いよく置いてきたのです。とても驚きましたが、男性からは何も言われなかったので、私も嫌なことをする人だなと思いつつも特に反応しませんでした。しかし、次の瞬間、男性が口にしたのは…。

「わからないのか?席を譲りなさい」

マタニティマークも見えているだろうに、なんという言い方。あまりに傲慢な態度に、さらに逆ギレされて被害を被るのは嫌だなと思い、私は渋々席を譲ることにしました。

お年寄りだし仕方ないかとあきめて立ち上がったとき、私の鼻からものすごい勢いで鼻血が出てきたのです!

妊娠中はホルモンの影響で鼻血が出やすくなるのですが、私自身も驚きを隠せず、とにかく周りに血が付かないように必死にハンカチで鼻を押さえました。

すると、周りの方々が「どう考えてもあなたが座ったほうが良いよ!」とティッシュを渡して助けてくれて…。

また、向かいの優先席に座っていた方は、ご自身もお年寄りにもかかわらず、譲りなさいと命令した男性に「ほら!そんなに座りたいならこっち!」と声をかけてくれました。

さまざまな方が全面的に私の味方になってくれました。私に席を譲りなさいと命令した男性はというと、気まずくなったのか、違う車両へ移動していきました。

優先席にはいろいろな人が座っていますが、一見健康そうでも、もしかしたら具合が悪いのかもしれません。

どうしても譲ってほしい場合は、相談をするなど声掛けの仕方を考えればまた違う結果になったかもしれません。私が鼻血を噴出したことには変わりはなかったとは思いますが…。

席を譲ってほしいときは丁寧に伝えよう

高齢者は優先席に優先的に座る権利があります。ですがそれは当然、妊婦さんも同じこと。

優先席に座っている若者が、もし妊婦さんに見えなかったとしても、マタニティマークを知らなかったとしても、一見しただけではわからない不自由さを抱えているのかもしれません。

体調によってどうしても席を譲ってほしい場合、もちろん「体調が悪いので譲ることはできません」と言われることも想定しつつ、お互いが嫌な気持ちにならないように、ていねいな伝え方ができるようになりたいものです。



提供:30代女性・会社員

※本記事は媒体独自に募集した体験談を元に構成しています