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『食べられない』ピザ “まさかの正体”に 「信じられるか?」

  • 2024.6.14

面白い機能のグッズや、珍しいデザインの家電など、一目見ただけでは何かわからないようなものってありますよね。

あたるの(@ataruno_key)さんが、驚きの「自作キーボード」をX(旧Twitter)に投稿すると「すごい」「面白いものを作る人がいる」と、多くの人を驚かせました。

一体、どのようなキーボードだったのでしょうか。

こちらをご覧ください。

え?どういうことだろう…?と思った人も多いのではないでしょうか。こちらは、ピザの形をした自作のキーボードです。

ピザの模型のように見えますが、実際にキーボードとして使えるのです。ピザとともに、後方のモニターにもご注目ください。

チーズやバジル、トマトソース部分などがキーになっており、押すと画面にしっかりと入力されます。どんなキー入力にも設定可能で、機能面もバッチリなのだそうです。

ピザの形を3Dモデリングしているときの様子がこちらです。緻密に作られていく様子が伝わりますね。

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出典:あたるの(@ataruno_key)さん

また、ピザの色合いや背面のロゴにもこだわりが見られます。

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出典:あたるの(@ataruno_key)さん

背面にはキーボードの名前である“A PIECE OF KEYBOARD”のロゴがわかるように印刷されています。よく見てみると、Aの文字もちょっとピザっぽいフォントになっていてかわいいですね。

ピザのキーボードの制作にあたって

あたるのさんに、自作のキーボードについて詳しくお伺いしました。

---ピザのキーボードを作ったきっかけを教えてください。

「今までは使いやすさを求めて自分でキーボードを設計していました。次はいっそのこと見た目重視でかわいいキーボードを作りたいと思い立ち、数か月前に行ったイタリア旅行で印象的だったピザをモチーフに選びました

---作りたいと思ったものを実現できてしまうところに驚きです!どのくらいの時間をかけて作られたのでしょうか?

「仕事終わりや休日の隙間時間で少しずつですが、構想からトータルで約2ヶ月で作成しました」

---2ヶ月で!?どのように作業を進めていったのでしょうか?

1週間で作りたいイメージを固めて、2週間で電子基板を設計。ピザの形のケースの3Dモデリングに1か月、3Dプリンターでの印刷や組み立てに1週間です」

---完成までにはさまざまな工程があるのですね。工夫したところを教えてください。

「工夫した点としては、一切れごとに分離可能で複数個を連結できる機構です」

---何とこちらのキーボードは一切れごとに分離できるこだわりの作り。となりのピザとは20本のピンで接続されているのだそうです。

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出典:あたるの(@ataruno_key)さん

---一切れずつにすると、さらに本物のピザのようですね。作っていく過程で難しかったところはありますか?

「いざ組み立ててみると、うまく部品がはまらなかったり互いにぶつかったりと何度も微調整が必要でした。しかし、この工夫のおかげで誰が見ても“ピザ!”なキーボードになりました

---まさにピザにしか見えません!こちらの投稿にはさまざまなリプがありましたが、印象に残っているものはありますか?

『?????』など困惑されている反応が印象的でした。ぱっと見ではキーボードに見えない、けれど実はキーボードというギャップに驚いてもらえたのが嬉しかったです。『面白いものを作れたな!』と誇らしい気持ちになりました」

---困惑してしまうのも頷ける素晴らしい作品だと思います!

驚きの声が多数!

こちらの投稿には、さまざまなコメントが寄せられました。

…?
え?なんて?
すごい
ここまで来るともうキーボード(PC用入力インターフェイス)なのかキーボード(楽器)なのか判断つかない……
うおーかわいい、どうやって打つんだ???
めっちゃ積層見えるし3Dプリンターかな?凄い。
面白いものつくる人が世の中にはいるもんだなあ

驚きのあまり、キーボードだと認識するまで時間がかかったという人も。実際に近くでこのキーボードを使っている人がいたら二度見してしまいそうですね。ぜひ一度使ってみたいです!



取材協力:あたるの(@ataruno_key)さん