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食中毒に気をつけて!農水省が教える「お弁当」を腐らせないコツに「今日からでも試したい」

  • 2024.6.27
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写真:PIXTA

全国各地で梅雨入りが発表され、ジメジメ蒸し暑い季節がやってきました。この時期の悩みのひとつといえば、“お弁当が傷みやすい”こと。気をつけて作ってはいても、湿度と気温が高いとどうしても食材は傷みやすくなります。

そこで今回は、お弁当を腐らせないためのコツを農林水産省HPの注意喚起を参考に5つご紹介。ちょっとしたポイントをおさえるだけで、簡単に食中毒を防げます。今までなんとなく気をつけながらお弁当を作っていた方は、要チェックです!

暑い日は腐りやすい、手作り弁当

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栄養バランスを考えたり、自分が食べたいものを詰めたりできる、お手製のお弁当。健康や節約を考えて、毎日学校や職場に持っていく方も多いと思います。

しかし、スーパーやコンビニで購入するお弁当と違って、防腐剤などが入っていないため、傷みやすいのが悩みの種。特に、ジメジメした梅雨の時期や気温が高くなる夏場は、食中毒の危険性が急増!

夏場でも安心してお弁当を食べるために、食中毒を防ぐためのちょっとしたコツをご紹介します。

コツ1:しっかり冷ましてから詰める

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まずは、食材をしっかり冷ましてからお弁当に詰めること。

熱いままお弁当に詰めてしまうと、湯気が冷え、容器やフタが結露してしまいます。水分が多いと菌が繁殖しやすくなるため、ごはんや温かいおかずなどを入れるときは、きちんと粗熱を取るようにしましょう。

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冷ます時間がないときは、アルミホイルで巻いた保冷剤の上に、フタを開けた状態のお弁当を置いてみてください。短時間で粗熱を取ることができます。

コツ2:水気をよくきる

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先ほど伝えたように、お弁当作りにおいて水気は大敵。ミニトマトや野菜は、洗ったあとにキッチンペーパーなどでよく水分を拭き取りましょう。

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生野菜やフルーツは傷みやすいので、水分を拭き取ったら別容器に入れて持っていくのもおすすめです。

コツ3:おかずはしっかり火をとおす

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すべてのおかずにしっかりと火がとおっていることを確認しましょう。

意外と見落とされがちなのが、玉子焼き。半熟の状態はおいしいですが、水分が多い分、菌が繁殖しやすいので、お弁当のおかずとしては要注意なんです。

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お弁当に入れるときは、水分をしっかりと飛ばし、かために作るよう心掛けましょう。

コツ4:使い捨てカップを使う

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おかずを入れるカップにもお弁当を腐らせないためのコツが。

使いまわせてシリコンカップは節約になりますが、夏場はより衛生的な使い捨てカップを使うのがおすすめです。

コツ5:保管には保冷バッグや保冷剤を活用する

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どれだけ容器の清潔さや調理方法に気をつけていても、気温が高いなか長時間持ち運ぶと、どうしてもお弁当は傷みやすくなります。

夏場は保冷バッグにお弁当を入れ、可能であれば保冷剤も入れておくとベストです。

夏場でもおいしくお弁当を食べよう

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お弁当を腐らせない5つのコツをご紹介しました。ちょっとしたひと手間で、夏場でも安全にお弁当を食べられます。今日からでも試したい簡単なものばかりなので、毎日お弁当を作っている方はぜひ真似してみてください!

※記事の内容は執筆時点の情報です。


参考:農林水産省「お弁当づくりによる食中毒を予防するために