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手みやげにぴったり♪全国の厳選素材で作る、お取り寄せ和スイーツ8選

  • 2016.2.25
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家にいながら、日本全国のとびっきりおいしいおやつを楽しんでみませんか? 個性的なネットショップや商品を紹介している「よむよむカラメル」編集部協力のもと、見ているだけでうっとりしてしまうような繊細な和菓子から、ちょっぴりいびつだけど、素朴でやさしいフォルムのおだんごまで、食べると幸せになれるお取り寄せ和スイーツを8つご紹介します。 お世話になっている人への手みやげにはもちろん、ホームパーティーや自分へのごほうびにもぴったりなものがきっと見かりますよ。

爽やかさと華やかさを感じる、「伝承野菜」スイーツ

山形県真室川町のスイーツショップ「おかしの平和堂」は、昔ながらの味わいの伝統的な和菓子を、上質な本物の素材で使りつづけているお店。

こちらのお店の特徴は、和菓子も洋菓子だけでなく、野菜で独創的なスイーツを作っていること。野菜といっても、ただの野菜ではありません。真室川町で農家が代々育て続けてきた「伝承野菜」を使っています。

ご紹介するのは、伝承野菜の「勘次郎胡瓜(かんじろうきゅうり)」と地元産の「アカシア蜂蜜」を使用した「勘次郎胡瓜のジュレ」。きゅうりといっても青くささはなく、アカシアの華やかさが際立つ爽やかなデザートに仕上がっています。

冷蔵庫でしっかり冷やして食べるのがおすすめです。

300年前から伝わる沖縄の幻のお菓子

沖縄県那覇市にある和菓子屋「謝花きっぱん」は、300年前から伝わる幻のお菓子「きっぱん」と「冬瓜漬」のお店。

「きっぱん」は、やんばる産の「カーブチー」や「九年母(くねんぼ)」と呼ばれる香りのよい柑橘類を原料とした琉球銘菓。出来上がるまで丸四日もかかるため、今でも作りつづけているのはこちらのお店だけなのだそう。

一口サイズにカットして食べれば、さわやかな酸味と上品な甘みを感じられます。柑橘らしく、後味がちょっぴりほろ苦いところは、大人向けの和菓子ならではかもしれません。

「謝花きっぱん」のもう一つの名物が「冬瓜漬」。こちらも「きっぱん」と同様に、とても手間ひまをかけた和菓子で、作っているのはこちらのお店だけなのだそう。

緑が美しく、水分をたっぷり含んだ冬瓜を砂糖で煮つめ、宇治抹茶や丹波黒豆入りのきなこをまぶした「冬瓜漬アソート」は、見た目にもカラフルで贈り物にもぴったり。驚くほど繊細な味わいで、口に入れるとスーッと溶けてなくなってしまいます。

散りゆく京都の桜をイメージした「桜もち羊かん」

京都で1865年から続く老舗和菓子店「七條甘春堂」は、季節に合わせて登場する羊かんが人気のお店。

濃い青と銀箔の星をちりばめた夏の「天の川」や、京都の秋の風景をイメージした銀杏の細工入りの「京光琳」など、味はもちろん、その美しい見た目が毎年話題になっています。

特に美しいと評判の春の羊かんは、京都の散りゆく春をイメージしたという「桜もち羊かん」。

小倉あんの上に敷き詰められた桜色の道明寺(もち米を粗く砕いたもの)、そして、塩漬けにした桜をのせて、春らしさを演出しています。目で見て、食べて、春を感じましょう。

あんこをテーマにしたお店が作る和洋折衷のあんこ×チーズの新感覚スイーツ

京都・祇園に店舗を構える「京都祇園あのん」は、和菓子に無くてはならない「あんこ」に新しい感性を吹き込んだお店として話題になっています。

メニューには、和洋の枠を超えたあんこのマカロンやシュークリームなど新感覚の世界が展開されており、その中でも特に人気なのが「あんぽーね」。

じっくり炊き上げたつぶあんに、マスカルポーネチーズを使った自家製クリームをたっぷりサンドしていただきます。豆の甘さにさっぱりとしたクリームが絶妙な味わいで、日本茶だけでなく、紅茶やコーヒーとも相性抜群です。

濃厚で爽やかな甘みが口いっぱいに広がる「杏もなか」

日本一のあんずの里として知られている長野県千曲市。この地で創業60余年の歴史をもつ和菓子専門店「長坂製菓 杏花堂」は、信州産杏をふんだんに使った「杏もなか」が人気です。

パリッとしたもなかの皮の中はツヤのある濃厚な杏ペーストがたっぷり。杏の果肉がとろとろになるまで練り上げたペーストは、採れたてのフレッシュな甘みが口いっぱいに広がります。

生の茶葉を丸ごと。「沢渡の茶大福」

その水質の良さから「奇跡の清流」ともいわれる、高知県の仁淀川。その上流に位置する仁淀川町には、澄んだ空気と清らかな水が育む高知県一の茶畑が広がります。

ここで栽培されるお茶は、江戸時代に殿様に献上されていたほどの高品質なもので、今でもその美味しさと品質は変わりません。

この茶畑でとれた生の茶葉を使った大福が「沢渡の茶大福」。

粗めに削った生の茶葉をたっぷり練りこんだ白あんは、茶葉が持つ甘み、芳醇な香り、そしてほろ苦さを感じる緑茶好きにはたまらない味わいです。

味は2種類あり、生地をしっかりとたのしめる「しろ」と、茶葉をたっぷりとまぶした「みどり」を楽しめます。

土佐の海辺の町で作った、塩味のアイスクリーム

太平洋に突き出した高知県・室戸岬のすぐ近くにある田野町は、潮風が気持ちいい海辺の街。この地で78年間アイスクリームを作り続けているのが「松崎冷菓」です。

室戸海洋深層水や高知のブランド卵など、こだわりの素材で作る「土佐の海のアイスクリーム」は、後をひかないさっぱりとした甘み。ほのかに香る潮の風味は塩抜きした海洋深層水のもので、バニラの甘みをいっそう引き立てます。

こちらのアイスクリームは海にちなんで貝の形をしたモナカでも販売しています。パッケージを空けると、ふんわりとしたもち米の香りが。パリッとした生地とアイスクリームの相性はばっちりですよ。 いかがでしたか?その土地でしか採れないものや、長い歴史の中で大切にされてきた和スイーツまで、どれも他ではなかなか真似できないものたちばかり。

今回ご紹介する商品は、現地での購入はもちろん、全てお取り寄せできるので、お気に入りを見つけたらぜひ試してみてくださいね。

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