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小学校1年生で勉強につまづいてしまった…打開策になったのは「絵本」でした

  • 2024.5.23
出典:ぎゅってWeb

昨年、長男が小学生になりました。保育園までは家庭学習をしておらず、入学直後は小学校の勉強ペースについていけるか心配でした。その心配は見事的中し、小1の前半は宿題に悪戦苦闘。もっと長男の勉強見ないとまずいかも!と、私も焦ります。

当時、長男は宿題を終わらせるのに30分~1時間ほどかかっていました。プラスアルファで家庭学習をさせたくても、これ以上机に向かう勉強は難しい状況です。そこで考えたのは、保育園の頃から慣れ親しんできた「絵本」を家庭学習に使うことでした。探してみると、小1の学習内容にあった絵本はたくさんあります。

今回は、長男と一緒に読んだ中から、「国語」「算数」「生活」の勉強に、特に役立ったと感じる絵本を3つご紹介したいと思います。

算数に役立つ絵本 「さんすうだいすき」

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「さんすうだいすき」は10冊シリーズの絵本です。写真は実家に眠っていた50年前に出版されたものですが、現在は改訂版が刊行され、根強い人気を誇っています。内容は、初歩的な数の概念からかけ算までを網羅しています。

「さんすうだいすき」は、ひとつの巻にひとつのテーマが設定されています。ページをめくるたびに、パズルや物語などが登場し、テーマを深く掘り下げます。長男は、まったく数字が登場しない1巻の「どちらがおおきい?」から始め、楽しみながら7巻の「くりあがり くりさがり」までを一気に読みました。この絵本のおかげで、長男の算数に対する苦手意識が和らいだと感じています。

国語に役立つ絵本 「ことばのこばこ」

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「ことばのこばこ」は、しりとり、句読点遊び、回文、なぞかけなど、18種類もの言葉遊びが載っています。軽妙なタッチのイラストとともに、日本語の素晴らしさを感じることができる絵本です。文章を声に出して読むのも楽しく、長男は率先して音読してくれました。国語を学ぶ最初の一歩に最適な絵本だと思います。

生活に役立つ 「あさがお」

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子どもが通う小学校では、小1の「生活」教科に朝顔の栽培があります。ゴールデンウィーク明けに学校で種をまき、夏休み中は朝顔の鉢植えを持ち帰って、観察記録をつけます。これらの学習に役立ったのは、荒井真紀さんの「あさがお」という絵本でした。朝顔の一生が美しく緻密なイラストで描かれた絵本で、子どもが朝顔を育てる際の予習にピッタリでした。

机での勉強に慣れるまでは、絵本で「家庭学習」を!

出典:ぎゅってWeb

長男の場合、勉強に慣れるまでの間は、ドリルではなく「絵本」で家庭学習を進めました。このやり方がピタリとハマり、夏休みに入るころには「勉強すること」にも慣れてきました。小学校入学直後に、勉強に対して「むずかしい…」とネガティブな印象をもった長男でしたが、保育園の頃から慣れ親しんだ「絵本」を足掛かりにして、小学校の勉強へステップアップすることができました。

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<ぎゅってブロガー/ヨリ>

小3、小1、4歳の母。発達遅れのある末っ子の療育と仕事の両立が課題。共働き、3人育児の暮らしの工夫をブログ「よりみち家族」を書いていたら、1冊の本になりました。書籍「暮らしの最適化」発売中です。

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