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土屋太鳳さん、ヨコハマでグラサンをキメる! 映画『帰ってきた あぶない刑事』に出演

  • 2024.5.23
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映画『帰ってきた あぶない刑事』に、土屋太鳳さんがタカとユージの娘?役として出演します。「あぶない刑事」シリーズは、1986年にテレビドラマとしてスタートした後、スペシャルドラマや映画が制作され、多くの人に愛されてきました。8年ぶりとなる今作品に、土屋さんはどのような気持ちで臨んだのか、撮影では何を感じたのか、伺いました。

母も大ファン。役づくりの参考に

――映画『帰ってきた あぶない刑事』のお話を聞いたときの感想を教えてください。

土屋太鳳(以下、土屋): 「あぶない刑事」は38年も続いている大人気シリーズです。そんなに長く続いている作品って、そうはないですよね。これまで私は同世代の役者さんと共演することが多かったので、これほど長く1つの作品を守ってきた大先輩の役者さんは、どんな空気をまとい、どんな姿勢で演技に取り組んでいるのか、すごく知りたいと思いました。その現場を体感させてもらいたくて、「やりたいです!」と即答でしたね。

朝日新聞telling,(テリング)

――「あぶ刑事」シリーズにはどんな印象を持たれていましたか?

土屋: 実は、過去の「あぶない刑事」シリーズは、あまり見たことがありません。ただ、母が柴田恭兵さんのことが好きで、それも、恭兵さんがドラマの中で書いている字を真似するくらいの大ファンなんです。それで、私が役作りに悩んだりしていると、「真剣さの中にユーモアがある『あぶない刑事』シリーズが参考になるかもしれないから、見てみたら?」と言われたりして、以前から『あぶない刑事』の存在はよく知っていました。

今回、出演が決まってからも、あえて過去の作品を見ることはしませんでした。見てしまったら、舘ひろしさんと柴田恭兵さんが演じる「タカ&ユージ」に憧れを持ちすぎてしまって、娘ではいられないなと思ったんです。私が演じる彩夏も、二人のすごさは知らずに入り込んでいく役だったので、まっさらな感覚で撮影に臨めてよかったと思います。

――長く続いているシリーズに参加することで意識したことは?

土屋: メイキングなどを見て作品の理解は深めていたので、あまり気負わずに撮影に入ることができました。ただ、舘さんも恭兵さんも俳優としての大先輩で、すごい人だということはわかっていたので、最初は何とも言えない緊張感がありました。

朝日新聞telling,(テリング)

タカ&ユージの空気感に触れて

――舘ひろしさん、柴田恭兵さんと実際に撮影をされていかがでしたか。

土屋: 舘さんと恭兵さんは、大ベテランでも現場では私たちと同じ俳優部の一員としていてくださるんです。でも同時に、スターでもあり続けている。何回もセリフ合わせをしますし、お二人はアドリブも何度も合わせるんですよ。先にセリフは決めておくのだけれども、何度も練習して、それを自然なものにしていくんです。
ベテランだからといって決して手を抜かない。お芝居にとても誠実に向き合っているなと思いました。

恭兵さんは、本当にお芝居のことばかり考えている方で、珍しくプライベートの質問をされたなと思って答えると、その次の瞬間にはまたお芝居の質問が飛んできます(笑)。それくらい真剣に取り組まれている方です。舘さんは、「緊張しなくていいよ」「今日は元気なの?」といつも声をかけてくださり、現場でとてもいい空気を作ってくださいます。そんなお二人のバランスがとても素敵だなと思いました。

朝日新聞telling,(テリング)

――映画の中で、好きなシーンを教えてください。

土屋: みなとみらいの海辺で、タカ&ユージのお二人に挟まれて、私もサングラスをかけるシーンがあるのですが、それが一番興奮しました。ファンの方たちの気持ちを背負って、このサングラスをかけよう!と思って撮影に臨みました。大好きなタカ&ユージのお二人と、この世界に、この時間に、一緒に共演させていただいて、なんて幸せなんだろうと思いました。

■尾越まり恵のプロフィール
ライター/株式会社ライフメディア代表。福岡県北九州市生まれ。雑誌、WEB、書籍でインタビュー記事を中心に取材・執筆。女性のハッピーを模索し、30代はライフワークとしてひたすらシングルマザーに密着していました。人生の決断を応援するメディア「わたしの決断物語」を運営中。

■植田真紗美のプロフィール
出版社写真部、東京都広報課写真担当を経て独立。日本写真芸術専門学校講師。 第1回キヤノンフォトグラファーズセッション最優秀賞受賞 。第19回写真「1_WALL」ファイナリスト。 2013年より写真作品の発表場として写真誌『WOMB』を制作・発行。 2021年東京恵比寿にKoma galleryを共同設立。主な写真集に『海へ』(Trace)。

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