1. トップ
  2. イチナナ男性Vライバー初・ミリオン獲得の星海あれん、リスナーは「第2の家族のような存在」

イチナナ男性Vライバー初・ミリオン獲得の星海あれん、リスナーは「第2の家族のような存在」

  • 2024.5.23
  • 154 views
星海あれん
星海あれん

【写真】猫耳パーカーの男性Vライバー

月刊ザテレビジョンで、日本最大級のライブ配信アプリ「17LIVE(イチナナ)」の人気ライバーを連載で紹介。今回は、イチナナ男性Vライバー初のミリオン(※月間で100万ベイビーコイン(アプリ内通貨)を獲得すること。2019年当時は「ポイント」で換算)を獲得した星海あれんが登場。5年前、ゼロの状態から始めたイチナナの配信から現在に至るまでのさまざまなエピソードを語ってもらった。

初めてイチナナを使ったときは衝撃を受けました

2018年から配信活動を始め、2019年3月にイチナナに来ました。今年で丸5年になります。名前の由来は天体が好きだから。あと、単純に「あれん」と呼ばれてみたくてこの名前にしました(笑)。初めてイチナナを使ったときの印象は「縦画面だ!」ということです。

今ではすっかり当たり前のことですが、当時は横画面の配信が主流だったんです。そしてTikTokが日本で今ほど普及しておらず、YouTubeショートすらなかった時期でした。だから初めてイチナナを使ったときは衝撃を受けたことを覚えています。そして、ギフトの演出も他のプラットフォームにはない感じで、すごく革新的だと思いました。

イチナナさんが盛り上げてくださったこともあって今は「Vライバー」というカテゴリーが認知されていますが、私が来た頃は顔出ししてるリアルライバーさんばかりでした。だから最初は正直不安な気持ちが強かったんですけど、コミュニケーションすることが好きなので思い切っていろんな配信者さんのところにお邪魔しておしゃべりをしてたら、皆さんが逆に興味を持ってくださって。

うれしかったことは、現実世界に飛び出せたこと

実際、私たちVライバーはリアルライバーと同じことを違う切り口でやってるだけなんです。普段は夜11時から配信をしているのですが、それは愉快な大人たちのたまり場みたいな場所をつくりたいという思いから。イチナナをやっていてうれしかったことは、現実世界に飛び出せたことです。

一つはイチナナが主催するライブ配信界の最高栄誉「ゴールデンフェザー」で上位10人に入ることができて、台湾から配信できたこと。もう一つはVライバーのコラボカフェイベントに参加して、私が考えたオリジナルメニューやグッズを販売したこと。そして最後はテレビに出演したことです。

星海あれん
星海あれん

祖母がニコっと笑った。これ以上ない大きな出来事でした

星海あれん
星海あれん

2023年の夏ごろにテレビの出演権を懸けたイチナナのイベントがあったんですが、同じ頃に祖母が体調を崩してしまって。家族からはかなり具合が悪いと聞いていたので、自分がしていることを祖母に知ってもらえる最後のチャンスだと思って、リスナーさんたちにも協力してもらえないかとお願いしました。

その結果、皆さんに背中を押していただいてテレビ出演できました。5分間の出演だったけど、祖母にもしっかりと見てもらうことができました。そしたらニコッて笑ってくれたんです。自分にとってはこれ以上ない大きな出来事でした。一緒に頑張ってくれたリスナーの皆さんは第2の家族のような存在だと思っています。

配信自体になじみのない人からするとギフトもコメントもハードルが高いとは思うんですよ。時にそのようなコメントを見掛けることもあるのですが、そんなふうには絶対思わないでほしいです。私は誰もリスナーがいない状態での配信も経験しています。そういうときって一つのコメントが本当にうれしいんです。

配信はリスナーの存在があって初めて成り立つ。だからまずはシンプルに配信を見て楽しんでくれれば十分だと思います。臆することなく配信者とのコミュニケーションを楽しんでもらいたいですし、私もそんな空間をつくれるように、ポジティブなムードが皆さんにも伝わっていくような配信ができたらいいなと思います。

取材・文=宮崎敬太

元記事で読む
の記事をもっとみる