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妊産婦や赤ちゃん「孤立してしまう可能性も」|東日本大震災から学ぶ、元自衛隊員が描く“こころの防災”#13

  • 2024.5.22
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いつ、どこで発生するかわからない災害。心構えはどのくらいできていますか?

この連載では、わたしたちの大切な命、そして“こころ”を守るための知恵を、実体験を題材に作成した漫画を通し、お届けします。

Sitakke

連載担当は、札幌在住の二児の母・イラストレーターのヤマモトクミコさん。
ヤマモトさんは、元海上自衛隊員で、入隊1年目に、東日本大震災の支援に従事しました。

海上自衛隊員として護衛艦に乗り、炊き出し、救助者の支援、燃料や真水の提供、救助者や遺体の捜索など様々な支援をしていたという、ヤマモトさん。現場にいた女性隊員はわずか。「だからこそ“女性視点”での支援がとても大切だと感じた」と、当時を振り返ります。

→前回の話:地震発生時、小さな子ども2人を連れて避難するなら……準備しておくべきことは?

第13話:妊産婦や赤ちゃんのための防災【前編】

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※在宅避難・・・災害時に自宅で安全に居住を継続できる場合、避難所に向かわず、自宅で過ごすこと。

あとがき

今回は、前回のテーマをさらに深堀りしてご紹介しました。
心身共に安定しない状態の妊婦さんや、赤ちゃんがいるご家庭は、避難所に行くまでの道のりも大変だと思います。

今回ご紹介した方法はあくまで、「準備する余裕がない人」へ向けたものですが、在宅避難を検討する上でぜひ参考にして頂ければ幸いです。

私は、第1子の妊娠中は、不調のオンパレードでしたが、第2子のときは、ひどい眠気とつわりのみでした。
産後の回復も、出産時のケアや、その後の過ごし方でまったく違うなぁ…と感じています。

次回は、「しっかりと準備がしたい人」向けに、防災用品を紹介します!

***

漫画:ヤマモトクミコ
北海道・札幌市在住のイラストレーター。2010年に、海上自衛隊入隊。入隊1年目で東日本大震災の支援に従事。約10年間、自衛隊員として全国各地を飛び回る日々を過ごし、結婚・出産を経て、退職。独学でイラストレーターに。2児の母。

Instagram:@studio.kimi_cony
X:@kumiko_illust

編集:Sitakke編集部 ナベ子

【参考】イラスト作成時の写真資料として
海上自衛隊ホームページ

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