名門リヨンが2024-25新ユニフォームを発表！3季ぶりのELを戦う「2本の川」デザイン

Text by 立野敦史(Qoly LFB Vintage)

フランス1部オリンピック・リヨンとキットサプライヤーのadidasは15日、2024-25シーズンの新ホームユニフォームを発表した。2023-24シーズンのリーグ最終戦から着用を開始している。

オリンピック・リヨン 2024-25 adidas ホームユニフォーム

24-25新ホームユニフォームは、2シーズンぶりにレッドとブルーの垂直ストライプを中心に走らせるスタイルが登場。上から下にかけて色が薄まるグラデーションでアクセントを付けている。

リヨンのホームキットに度々登場するこの“センター赤青ストライプ”は、リーグ7連覇を成し遂げた2000年代の黄金期を想起させる人気のデザイン。23-24シーズンの左側に配したストライプも同じく黄金期のもので、最近は色々な思いを感じ取れるデザインが続く。

今回のデザインは、ホームタウンのリヨンをはじめフランスを流れる2本の川（ローヌ川、ソーヌ川）にインスピレーションを得たという。首元の内側には、道路標識をイメージしたエレガントなロゴマークで2本の川を描く。

リヨンの街はこの2本の川の合流地点。前面のグラデーションは、街と川が一体となる姿を表現したものなのだろう。

この新ユニフォームは、既に男女チームが着用を開始。まず女子チームが17日のパリ・サンジェルマン戦で着用してお披露目となった。女子の胸スポンサーは引き続き「Master Card」で継続。

その2日後の19日にホームで行われた23-24リーグアン最終節のストラスブール戦で、男子チームが初着用。この試合を2-1で勝利したリヨンはRCランスを抜いて6位に浮上し、UEFAヨーロッパリーグ出場権を獲得した。UEFAの大会を戦うのは3季ぶりとなる。

黄金期を思わせる24-25新ホームユニフォームは、クラブ公式オンラインストア、欧州のaddiasオンラインストアなどで販売中。