柑橘が香って爽やか！かぶのレモンピクルスの作り方【料理家 あやかの旬野菜を使ったアペロおつまみ vol.12 〜レシピで旅するヨーロッパ〜】

日常を豊かにするのはお腹と心を満たす“おいしいもの”。自分でも何か作れたのなら、日々がもっと楽しくなるはず……！と意欲はあるけれどなかなか挑戦できずにいるFUDGEガール必見です！
連載「レシピで旅するヨーロッパ」でお届けするのは、誰でも簡単にトライしやすい、ヨーロッパにちょっぴりまつわるレシピ。ここでは、料理家 あやかさんに聞いた「旬野菜を使ったアペロおつまみ」をご紹介。アペロは食前酒を意味するアペリティフの略で、ディナーの前に友人や家族と会話を楽しみながら、軽くおつまみやお酒を嗜むフランスの習慣。第12回目は”かぶのレモンピクルス”です。

 

かぶのレモンピクルス

「これからの季節にさっぱりといただける、ピクルスのレシピをご紹介します。かぶには、美肌にうれしいビタミンＣや、むくみを解消してくれるカリウム、腸内環境を整えてくれる食物繊維などが含まれています。また、ブラックペッパーやローリエを入れると、香り深く仕上がるのでぜひ試してみてくださいね」

 

【材料】（2人分）

・かぶ 2個（目安：約３００g）
・ラディッシュ 1個
・（Ａ）レモン果汁 1/2個分（目安：大さじ2）
・（Ａ）米酢 大さじ4
・（Ａ）てんさい糖 大さじ3
・（Ａ）塩 小さじ1/4
・（Ａ）ホールブラックペッパー 適量
・（Ａ）ローリエ 2枚
・輪切りレモン 2枚

下準備：
かぶは、12等分のくし切りにする。もし、茎周辺が黒っぽくなっていたら、その部分の皮をむく。ラディッシュは、8～12等分のくし切りにする。

コツとポイント
「かぶは、茎の部分に土がたまっていることが多いので、ボウルに水をはって、爪楊枝を使って掻き出しましょう」

 

【作り方】

①鍋に（Ａ）を入れて、中火にかけ、てんさい糖が溶けるまで混ぜながら煮る。その後、粗熱をとる。

 

②耐熱用のジップロックなどに、かぶ、ラディッシュ、輪切りレモンを入れて、①を注ぎ入れる。

 

③平らにして、冷蔵庫で味がなじむまで漬ける。ピクルス液がいきわたるように、途中で返したりする。

 

④完成。

「米酢に、レモン果汁をブレンドして、柑橘香る爽やかなピクルス液に♪今回は彩りとしてラディッシュを使用し、見ためも鮮やかに仕上げました。すっぱめが苦手な方は、お好みでてんさい糖の量を増やしてください。てんさい糖がない場合は、普段お使いの種類の砂糖でも代用可能です。かぶの葉にも栄養がたっぷりなので、葉つきで売っている場合は、ふりかけにしたり、味噌汁に入れたりして、おいしく活用してくださいね」

 

「アペロおつまみ」を提案してくれたのは料理家 あやかさん

食を愛してやまない、料理家・フードコーディネーター。
フードコーディネーター養成学校を卒業後に独立。発酵エキスパートの資格も取得。
季節を楽しむ料理教室を主宰するほか、
企業などのレシピ開発、レシピ動画コンテンツ制作などを行なっている。
”旬野菜×発酵”をテーマに、誰でも作りやすいシンプルで素材を活かした、
心とからだを整えるやさしいごはんが得意。

Instagram：＠ayaka.i_03