1. トップ
  2. ファッション
  3. お得におしゃれを満喫しよう。フリーPRが注目する【H&M STUDIOアンヌーク、カセット服】って?

お得におしゃれを満喫しよう。フリーPRが注目する【H&M STUDIOアンヌーク、カセット服】って?

  • 2024.5.22

最近急増中のフリーランスという立場でさまざまなアイテムをPRするお仕事の方々。本誌も毎月皆さんのお力をお借りしています。フットワークが軽く、情報通で、目利きな皆様に最近のヒットアイテム教えていただきました。ジャンルレスのガールズトークをお楽しみください!

お話ししてくれた3名の皆様

中山真梨子さん
販売員を経て、複数のsweet系ブランドでPR経験を積んだ後にNYへ留学。帰国後はメゾンブランドを経てフリーランスPRに。現在はH&Mなどを手掛けている。なんと旦那さんとは小林晴佳さんの紹介で知り合ったそう。いつも明るく、穏やかモード系おしゃれに強い一児の母。

佐藤怜子さん
セレクトショップ、NINE、styling/のPRを長年務め、一昨年フリーランスに転身。古着をミックスしたカジュアルの名手で、ウィメンズ/メンズの垣根なく交友関係も広い。現在はNAVE、uncrave、AFTER SHAVE CLUBなどのPRに関わっている。朗らかな酒豪。

小林晴佳さん
販売、アパレル会社でのPRを経て2013年からフリーランスPRとして活躍。アパレルはもちろん、ジュエリーにも強い敏腕女子。展示会で晴佳さんの着用アイテムが、「#はるか買い」として売れるなど、鋭い審美眼にファンも多い。腸活アドバイザーでもある。頼れる姉御肌。

おしゃれに悩むミューズ世代。 最近のリアルバイ&注目のブランドは?

シーズン毎にさまざまなブランドとのコラボレーションなどで注目を集めているH&M STUDIO。

H&Mのハイエンドラインで、トレンドに敏感な人たちの間では常に注目を集めている。今シーズンのルックから。物欲が高まります! 問https://www2.hm.com

中山さん購入アイテムのH&M STUDIOビッグジャケットのスーツスナップ

中山(以下N) 最近インポートが高くなっちゃって、セレクトショップに行っても値段にびっくりしちゃうことが多くて。しかも、好きなものが決まってるから、手に取ってもコレ同じようなの持ってるわ、となって買わないで帰ることが多かったんですけど……、皆さんどうですか?
 
佐藤(以下S) 確かに。私も古着屋さんに行くことが増えたかも。しかも下北沢行ったり、懐かしのシカゴに行ったりとか。ちょうどトレンドが90年代だから、気分に合うものが見つかりやすい気がする。
 
N 確かに古着屋さん気分かもしれない。1枚1枚探す楽しみがあるしね! 90年代と言えば、最近「H&M STUDIO」でビッグジャケットのセットアップ買いました。値段も手ごろでトレンド感もちょうどよくて。
 
小林(以下K) H&M 渋谷店で見られるの?
 
N 年に数回だけ発売される限定のコレクションで、オンラインと渋谷店だけの販売が多いかな。数量限定なので発売日にぜひ見ていただきたいです。

4月18日デビュー♥ 新星ブランド、ànuke(アンヌーク)に注目を

ミューズ世代に嬉しいデイリーブランド、ànuke(アンヌーク)がデビュー。毎日着やすくて、でもベーシックじゃないおしゃれ服を探していた方も多いのでは? 欲しいものはきっとここにあるはず。

K 私はtodayfulのデザイナーだったピーちゃん(船曳ひろみさん)がこの春夏ローンチしたブランド、「ànuke(アンヌーク)」に注目してます。todayfulをもう少しラフにして、年齢層も少し上げてママ向けにした感じなんですけど、肩の力の抜き加減が絶妙というか。おしゃれさをちゃんとキープして、デイリーに着やすく落とし込んでいて、しかもプライスがジャケットでも20,000円以下くらいかな。かなりおさえてて。展示会も大盛況だったし、ヒットするって思ってます。私も数アイテムオーダーしていて、到着が楽しみなんですよ。

セレクトショップ好きの注目スポット& 激売れしている「カセット服」って?

かかとをホールドするキャップとヒールが一体成形されたヒールシステムをヴィブラム社と共同開発、独自のONENESS HEEL SYSTEM特許を取得しているSHISEI。ヒールシステムはラバー素材製でかかとを包み込むように優しくフィット、靴ずれを予防。

サンダル¥33,000、フラットシューズ¥30,800(共にSHISEI) 問https://shisei-shoes.com/

N あと、SHISEIっていうシューズブランドの靴が最高で。展示会とかで1日立ちっぱなしのときはここの靴しかはけないからだになっちゃいました。スニーカーとパンプスのいいところを両方持っている感じ。歩くと足に吸い付くような感覚があるんですよ。衝撃を吸収してくれて、足の負担が減ってる感じ。去年デビューして病みつきになって、今年も2足オーダー済みです。

展示会で一番人気だったカラータイプライターシリーズ。軽量かつ洗濯機洗いも可能なので、これからの季節に最適。オールインワン¥24,970、ノーカラーシャツ¥17,930、スカート¥20,900(全てuncrave WHITE/uncrave)

デイリーに着用するものを少しいい素材にチェンジしていくだけで、ぐっとキレイに見えるから不思議。リネンブルゾン¥33,000、ショートパンツ¥23,980(共にuncrave WHITE/uncrave)

S ちょっと急なんですけど、カセット服って聞いたことあります?
 
K 初耳かも……。
 
S NAVEとかuncraveとかでとても売れているんですけど、同一素材でさまざまなアイテム展開している服のことで、コーディネートしやすいんですよ。カラバリでも揃えられるし。
 
N セットアップのようにできるってこと?
 
S そうそう。シャツ×パンツ、ブラウス×パンツとか組み合わせが自在にできて、素材が同じだから合わないとかないじゃないですか。スタイリングを考える時間が短縮できるし、基本的には定番で作っているものが多いので買い替えもしやすいの。
 
K 流行りのタイパってやつですね(笑)。

佐藤さんオススメは長尾悦美さんバイイングのコーナー「THENIME」。ヴィンテージデニムを軸に、今の気分を反映したデニムスタイルを提案するとあって、ミューズ界隈でも話題。thenime.jp

S そうそう、そうなんです。あと個人的にはセレクトショップ世代なので、「SELECT by BAYCREW’S」のオープンはウキウキしちゃいました。長尾悦美さんセレクトのコーナー「THENIME」は特にヴィンテージデニムのサイズの揃え方とか素晴らしくて。それこそ、流行りのカルバン・クラインのヴィンテージも揃っててテンション上がりました。

illustration:YOKO HIRAMATSU

otona MUSE 2024年6月号より

元記事で読む
の記事をもっとみる