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中島裕翔“大輔”が新木優子“真琴”と新婚を装いデレデレ…第4話レビュー<SUITS/スーツ>

  • 2024.5.22
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急に暑さが強まったり天気が定まらず、五月病になりがちな季節。周りに乱されないためには、生活の中で自分のペースをキープして好きに時間を使うことが大事になってくる。今年4月からのFODでは、人気のフジテレビドラマを毎月5作品分、FOD・TVerにて毎日無料公開する「#ドラ活 浸れ、超自分的ドラマ生活。」を開催中。2018年10月期に“月9”枠で放送されたドラマ「SUITS/スーツ」第4話の見どころを紹介する。(以下、ネタバレが含まれます)

【写真】新型コロナウイルスの影響で放送休止に見舞われたが撮影を再開した「SUIT/スーツ2」の会見

織田裕二主演「SUIT/スーツ」が無料配信中

「SUITS/スーツ」はアメリカのメガヒットドラマ「SUITS」を原作に、勝利のためには手段を選ばない弁護士・甲斐正午(織田裕二)と驚異の記憶力を持つ天才フリーター・鈴木大貴(中島裕翔)が、さまざまな訴訟を解決へ導く痛快エンターテインメント。第1話(6月6日木まで無料公開中)ほか、期間限定で無料公開中の放送回があり、今からでも十分楽しめるだろう。

第4話は、素性を隠して偽名の鈴木大輔として甲斐の元で働いている大貴が法廷デビューする回。弁護士として実践を積む大輔だが、まだまだ新人の甘さがあり、お目付け役の甲斐としても気を抜けないといったところ。

チカの元夫が代表の製薬ベンチャーが訴訟を起こされる

甲斐は東大法学部教授の退職を祝う会に出席し、大手ファームに所属する後輩弁護士・畠中美智瑠(山本未來)と再会する。甲斐の目的は、訴訟を起こされた製薬ベンチャー「ナノファーマ」に関する情報を得ることだった。なぜなら甲斐は、幸村チカ(鈴木保奈美)と「ナノファーマ」代表の辛島悠紀夫(小市慢太郎)がデートしているところを偶然目撃していたのだ。

同じ頃、大輔は蟹江貢(小手伸也)が主催したクイズ大会で同じアソシエイトの館山健斗(岩井拳士朗)との決勝戦に臨んでいた。しかし、大輔はハーバード大トリビアのクイズに答えられずに敗れてしまう。

あくる日、甲斐はチカから「ナノファーマ」を助けるよう命じられる。実は辛島は、チカの元夫だった。大輔は、2位の賞品として蟹江からボランティア案件を任せられる。それは、支払い催告を無視して家賃を滞納し、オーナーから訴えられた春日友加里(生越千晴)の弁護だ。友加里は、「マンションの管理状態が悪いせいで飼っていたウサギがストレス死したために仕事も辞めることになった」と主張し、法廷で闘うという。

辛島は、立花理乃(中原果南)と共同で、ある難病の特効薬“レミゼノール”を開発した。だが、薬の副作用で肝機能障害を起こしたという患者8名から訴えられていた。甲斐は、被害者の会の弁護士・福原太一(渡辺憲吉)に、見舞金を支払うことで和解したいと提案する。

新婚夫婦を装って大輔と真琴がマンション見学

住宅問題の弁護に関わる大輔が、原告のマンションオーナーが中古物件を買い取りリノベーション事業を手掛けていることを突き止め、聖澤真琴(新木優子)を連れて視察へ行くシーンはほっこり。大輔は新婚夫婦を装い、真琴に黙ってマンションの見学に行くことを計画したのだ。戸惑う真琴を横目に営業マンに「妻」呼びをしたり肩を組んで「将来、お子様と暮らす部屋」の話にニヤニヤするなど、真琴との“新婚”を満喫しているかのような大輔がかわいい。

他にも辛島とチカが結婚していた当時から親密な関係であった理乃が、チカと対峙するシーンは過去と今の女同士のバチバチした舌戦にゾクゾクする。普段言葉を巧みに使い、他人を言い負かしている弁護士でも、自分の色恋事情となるとうろたえてしまう。そんな人間臭さが感じられるのも「SUIT/スーツ」の良さかもしれない。

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