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モナコ南野の同僚にフランスの大臣が『最も重い制裁』を要求、理由は「同性愛嫌悪騒動」

  • 2024.5.22
モナコ南野の同僚にフランスの大臣が『最も重い制裁』を要求、理由は「同性愛嫌悪騒動」
モナコ南野の同僚にフランスの大臣が『最も重い制裁』を要求、理由は「同性愛嫌悪騒動」

Text by 井上大輔(編集部)

南野拓実が所属するモナコは、今季のリーグアンで2位と躍進した。

ただ、『BBC』によれば、フランスのスポーツ大臣がモナコと所属選手であるマリ代表MFモハメド・カマラに対して制裁処分を求めたという。

その理由は、反同性愛嫌悪キャンペーンに対する振る舞い。

先日のリーグ最終節でLFP(フランスプロサッカーリーグ連盟)はアンチホモファビアのキャンペーンを展開。ユニフォームの胸に特別なワッペンがつけられ、袖のリーグロゴはレインボーカラーになった。

だが、カマラは胸のワッペンをテーピングで隠し、レインボーカラーも黒く塗りつぶしていた。

モナコ南野の同僚にフランスの大臣が『最も重い制裁』を要求、理由は「同性愛嫌悪騒動」
モナコ南野の同僚にフランスの大臣が『最も重い制裁』を要求、理由は「同性愛嫌悪騒動」

フランスのスポーツ大臣は「LFPに私の考えを伝えた。このような行為は選手とそれを許したクラブに最も強い制裁を加えるべきものだ」と強く非難している。

モナコのアディ・ヒュッター監督は「まず言いたいのは、クラブとしてはリーグの取り組みを支持している。彼の個人的なイニシアティブだった。彼と内部で話し合いをするが、これ以上のコメントは控える」と述べていたが、LFPはカマラの行為について調査を行っているという。

マリは国民の9割が同性愛を禁じるイスラム教の教徒とされている。

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