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カードローンのNG行為3選 ギャンブルに使っていいの?

  • 2024.5.22

カードローンのメリットは、原則自由に使えることですが、だからといって“何にでも使っていい”わけではありません。この目的で借りないほうがいいケースが3つあります。

■事業用資金として──禁止されている場合が多い

カードローンで借りたお金を事業用に使うことは、一般的に禁じられています。たとえば、従業員の給与の支払い、事務所の賃料、仕入れ、設備投資などには使えません。

事業用に使ったことが知られた場合、一括返済が求められることがあります。事業用資金の借り入れには、ビジネスローンなど専用の別の商品を使いましょう。

■ギャンブル目的で──禁止はされていないが避けるべき

カードローンをギャンブルに使うことは禁じられていませんが、避けたほうがよいでしょう。自己破産することになっても、ギャンブルで作った借金は免責されない可能性があります。

カードローンを使うときに求められるのは「計画性」であり、「運」がからむギャンブルとは真逆のものです。返済のためにギャンブルを繰り返し、結果借金がふくらんでしまい取り返しのつかない結果になることも少なくありません。

■他社の借金の返済に──特に金利が安い借金の返済に充てるのは避ける

カードローンを使って他社の借金を返すことも避けましょう。多重債務となることで、ローンの管理がしきれなくなり、借金が増えかねません。

特に避けたいのは、カードローンより金利の低い住宅ローンやカーローンなどの返済に使うことです。結果的に金利が高い借金に借り換えただけなので、後々の返済がさらに苦しくなります。

出費が一時的に重なり返済が苦しいなら、契約している銀行など金融機関に相談してみましょう。返済できる見込みがあれば、返済を一時的に猶予してもらえるかもしれません。

カードローンの使い道は自由ではありますが、「必要なお金」を「返済できる範囲」で借りることが大切です。カードローンを使う前に、正しい使い道なのかしっかり考えるようにしましょう。

文・浜崎遥翔(フリーライター)
編集・dメニューマネー編集部

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