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【新緑】京都哲学の道にある熊野古道の起点!京都三熊野に数えられる神社「熊野若王子神社」

  • 2024.5.21
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汁物大好きな三杯目 J Soup Brothersです!FU~FU~☆彡今回は左京区、哲学の道の起点にある神社。世界遺産・熊野古道の京都ルート起点にもなり、京都三熊野の一つに数えられる神社。

哲学の道の起点にある、世界遺産・熊野古道ゆかりの神社

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左京区、哲学の道の起点となる場所にある神社『熊野若王子神社』。この日は登山コース『京都一周トレイル』の東山コースを歩いている途中に立ち寄りました。以前、『京都十六社朱印めぐり』の際にも御朱印をいただきに参拝した神社。

永暦元年(1160年)に後白河法皇が禅林寺(永観堂)の鎮守として熊野権現を勧請したことに始まり、社名は天照皇大神の別名『若一王子』に由来しています。主祭神には、国常立神、伊佐那岐神、伊佐那美神、天照皇大神の四柱を祀る神社。

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世界遺産にも指定されている紀州熊野神社。その熊野詣のルートとなる熊野古道へと続く京都起点の神社。熊野詣を行う際、修験者はまずここで身を浄めてから出発したと伝わっています。

さらに京都三熊野の一つに数えられ、ここ熊野若王子神社は熊野那智大社、他新熊野神社(今熊野)は熊野本宮大社、熊野神社(聖護院)は熊野速玉大社というように、それぞれの神社が熊野三山に対応しています。

かつての本殿は紀州熊野と同じように本宮、新宮、那智、若宮の4社で構成されていましたが、昭和54年(1979年)に一社相殿の現在の姿に。

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橋の手前には句碑『花乃影澄や岩間の和すれ水』があり、江戸時代の京都生まれの俳人・堤梅通(通称・俵屋六兵衛1797~1864)作。こちらは哲学の道と同様に桜の名所としても知られていますが、現在は新緑シーズンに。

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そして、すでに開花時期は終了していますが、境内に藤棚もありました。

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京都で最古の梛(ナギ)の大木(樹齢400余年)があり、上部のない状態ではありますが、御神木として神社の石橋の脇にあります。さまざまな悩み事をナギ倒し、受験や結婚、他すべての苦難をナギはらう御利益があると言われています。

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社務所には、それにちなんだ御守『梛守』も。

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他にも御札や御守がいろいろとありますが、以前参拝した際、もしかしたら廃版になってしまうかも、と言われていたおみくじマッチ。また再版授与されていました(笑)マッチ自体が最近では貴重ですね。

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梛の木の話を神社の方にうかがうと、「これが梛の葉ですよ」と授与していただき、その後の登山の無事を祈る御守になりました。そして今も家の御守として、部屋に飾っています。

哲学の道の起点であり、熊野詣の京都起点にもなる歴史ある神社。新緑シーズンにも訪れたい場所ですね。

詳細情報

名称:熊野若王子神社
場所:京都府京都市左京区若王子町2
電話番号:075-771-7420
公式サイト:https://nyakuouji-jinja.amebaownd.com/

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