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市川実日子&中島歩出演『A Table!〜ノスタルジックな休日〜』放送決定、コメントも到着「今作はさらに見応えのある作品」

  • 2024.5.21
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「A Table!〜ノスタルジックな休日〜」で主演を務める市川実日子“藤田ジュン” ※提供画像
「A Table!〜ノスタルジックな休日〜」で主演を務める市川実日子“藤田ジュン” ※提供画像

【写真】市川実日子“藤田ジュン”の夫・藤田ヨシヲを演じる中島歩

市川実日子主演、中島歩出演のドラマ「A Table!〜ノスタルジックな休日〜」がBS松竹東急(全国無料放送・BS260ch)にて、7月3日(水)より放送開始することが決定。そしてこのたび、市川や中島、プロデューサーからのコメントも到着した。

日本人のやさしさを改めて感じる物語

2023年1月期にBS松竹東急にて放送され、第39回ATP賞ドラマ部門の奨励賞を受賞するなど高い評価を得た「A Table!〜歴史のレシピを作ってたべる〜」。同ドラマは、ジュンとヨシヲが織りなす自然体な会話の中に散りばめられた心に残るセリフや、各話で作る歴史のレシピの世界に夢中になる人が続出し、この作品にしかないやさしさ溢れる空気感とストーリーが話題となった。

そして、このたび続編となる「A Table!〜ノスタルジックな休日〜」が、7月期のドラマとして放送することが決定。今回は、都心にある静かで落ち着いたノスタルジックな場所に夫婦で訪れたり、祖母や母親たちの読んでいた「暮しの手帖」のレシピをもとに、昔懐かしいご飯を作る。時の流れや季節を意識し、“不思議な哲学”を織り交ぜながら、当時の人々が大切にしてきたものや、日本人のやさしさを改めて感じる物語となっている。

実力派俳優&スタッフたちが集結

本作の主人公・藤田ジュンを演じるのは、映画やドラマなど数々の話題作に出演する俳優・市川実日子。雑誌『Olive』のモデルとして活動後、映画「タイムレスメロディ」で長編映画デビュー。映画「blue」で第24回モスクワ国際映画祭の最優秀女優賞、「シン・ゴジラ」で第71回毎日映画コンクール女優助演賞、第40回日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞、「よこがお」「初恋〜お父さん、チビがいなくなりました〜」で日刊スポーツ映画大賞助演女優賞を受賞など、国内外で数々の賞を受賞。そして近年では、映画「サイド バイ サイド 隣にいる人」、ドラマ「月とケーキ」「月と ケーキ2」などに出演するほか、舞台、CM、さらにNHK Eテレ「スイッチインタビュー」のナレーションを担当するなど多方面で活躍中。

夫・藤田ヨシヲを演じるのは、活躍目覚ましい俳優・中島歩。モデルとして活動をスタートした後、美輪明宏が主演・演出を務めた舞台「黒蜥蜴」でデビュー。連続テレビ小説「花子とアン」にレギュラー出演後、初主演映画「グッド・ストライプス」で第7回TAMA映画賞最優秀新進男優賞を受賞し、さらに映画「いとみち」「偶然と想像」で第35回高崎映画祭最優秀助演俳優賞を受賞するなど俳優として広く注目される。近年作でも、映画「四月になれば彼女は」「ナミビアの砂漠」、ドラマ「不適切にもほどがある!」など多くの話題作へ出演している。

制作は、2021年日本民間放送連盟賞テレビ/ドラマ番組部門優秀賞を受賞したドラマ「名建築で昼食を」シリーズ、第57回ギャラクシー賞テレビ部門奨励賞、第8回ATP上方番組大賞グランプリを受賞した「ちょこっと京都に住んでみた。」シリーズ、「京都のお引越し」など独特の世界観をもつチームが担当する。

企画・シリーズ構成・プロデューサーは、映画「焼肉ドラゴン」「おまえの罪を自白しろ」や、ドラマ「荒地の恋」など数々の作品を世に送り出している清水啓太郎。脚本は、漫画「ラジエーションハウス」の原作や、映画「桜色の風が咲く」などの横幕智裕。監督は、マーティン・スコセッシやポン・ジュノ、ジョン・ウーなどの助監督を務め、「廃墟の休日」「ネット興亡記」などの吉見拓真。

本作では、「暮しの手帖」のレシピに基づいた料理や、東京の中でひっそりと街角に佇む歴史ある場所、ノスタルジックで可愛らしい場所を発見できる“ドラマ”と“ドキュメンタリー”を融合したようなすこし変わった“東京案内”も魅力の一つ。ジュン&ヨシヲ夫婦が過ごす穏やかな日常を、やさしい眼差しで描く。日本ならではの季節を大切にした料理や東京散策など、癒やされながら知的好奇心も満たされるような作品となっている。

市川実日子 コメント

今回の「A Table!」は季節が巡り、美しい春の光の中で撮影しました。原案の「暮しの手帖」のレシピは、辿れば手が届きそうな時代、私の祖母や母が懐かしいと思うような時代のご飯です。でもその美味しさは、昔懐かしいご飯ではなく、ひとくち毎に目をつぶって味わいたくなるような…、優しくて、なんというか…洒落ている味がして、でも安心する。そういうご飯でした。今回、ジュンは「時間」という旅をしながら、ヨシヲや近しい人々と、いろいろな場所へお出掛けします。個人的にまた伺いたいと思っているくらい、すてきなところばかりでした。すてきなところには、すてきな方々がいらっしゃいました。作品というのは、現場のスタッフの方はもちろん、本当にたくさんの方々の想いがあって作られていることを、改めて感じることができました。撮影中、良い作品になりますようにと願いながら毎日を過ごしていましたが、今もその想いは続いています。7月の放送を楽しみにしていただけたら、うれしいです。

中島歩 コメント

続編というのは自分にはあまり経験が無く、制作が決まった時は嬉しかったです。いや、というよりほっとしました。前作はセリフとアドリブが混在し手探りで作っていたのでドラマとして成立するものか心配でした。続編が決まったことは皆様に喜んでもらえた証だと思いほっとしました。しかし撮影前からほっとするのもおかしな話で、案の定撮影は山あり谷ありくたくたになって終えました。それでも作れてよかったともう既に思っています。今作はさらに見応えのある作品になったと自信を持って言えます。まずは面白い場所にたくさん出かけました。しかも4月という最高の季節に撮影することができました。春の最高の光に照らされたロケーションは「眼福」といって差し支えないでしょう。さらに、ジュンとヨシヲのユーモラスかつチャーミングなやり取りも前作にも増して楽しいはずです。(自分で言うのも何ですが…でも一番そこを頑張った!)そして「暮しの手帖」のレシピから作ったご飯は、皆様の食欲をこれでもかと刺激するでしょう。今作が皆様の日常の中に幸せを見つけるヒントになればと思って、スタッフキャスト一同一生懸命作りました。お楽しみに。

上江洲茉央プロデューサー コメント

普段近くにあるけれど忙しない日常の中では気に留めることのない場所。今作ではそんな場所に少し目を向けてみると知らなかった東京の姿を見ることができたり、ゆったりした時間を感じたりすることができます。私自身東京に住んで7年経ちますが、今回の撮影でこんなところにこんな過去を感じられるんだ!こんな街中に気持ちのいい場所があるんだ!といった発見がたくさんあり、普段の街歩きの楽しみかたを教えてもらえました。のんびりとお出かけしたりおしゃべりしたり料理をしたりして休日を過ごす2人の日常を、皆さんが持つそれぞれの色んな視点から楽しんでもらえたらと思っています。

清水啓太郎プロデューサー コメント

子供の頃から「暮しの手帖」が家にあった。祖母や母が一緒になって読んだり、記事に載っている服を編んでもらったりした。そして行ったことのないヨーロッパの街の写真に心躍らせていたりしたのだ。手芸屋さんや服の型紙を売っているお店が、まだ多くあったなと思い出す。当時の記憶や時間はいつまでも本と共にある。今も日曜日の夕方にのんびりと「暮しの手帖」を手にとって読むと、自分の心の中にある優しさや温かな時間が蘇ってくる。僕はジュンやヨシヲたちとは世代がちょっぴり違うけど、二人ともそんな気持ちを大切にしながらお料理をしたり、静かで懐かしい場所にお散歩に出掛けているのだろうと思う。いろんな世代の皆様にもそんな優しく温かい気持ちを感じてもらえたら幸いです。今回はそんな物語なのです。

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