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広瀬アリス“明日香”&眞栄田郷敦“遥斗”、未来の約束に期待も拭えない不安<366日>

  • 2024.5.21
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 花火大会に出かけた明日香(広瀬アリス)と遥斗(眞栄田郷敦) (C)フジテレビ
花火大会に出かけた明日香(広瀬アリス)と遥斗(眞栄田郷敦) (C)フジテレビ

【写真】社会人野球を辞め、実家のネギ農家を継いだ智也(坂東龍汰)

広瀬アリス主演の月9ドラマ「366日」(毎週月曜夜9:00-9:54、フジテレビ系/FODにて配信) の第7話が5月20日に放送された。あらためてゆっくりと進む明日香(広瀬)と遥斗(眞栄田郷敦)の恋。すれ違いがあっても幸せになってほしいと願わずにいられないが、ラストでは不安になる描写があった。(以下、ネタバレを含みます)

名曲をモチーフにしたラブストーリー

本作は、沖縄出身のバンド・HYの名曲「366日」の世界観に着想を得たオリジナルストーリー。高校時代に実らなかった恋をかなえようと再び動き出した男女が、予期せぬ悲劇に直面しながらも、愛する人を思い続ける壮大な愛の物語が展開する。

音楽教室の事務受付をしている28歳の主人公・雪平明日香を広瀬、明日香が高校時代に思いを寄せていた水野遥斗を眞栄田郷敦が演じる。また、明日香と遥斗の同級生役で、小川智也を坂東龍汰、下田莉子を長濱ねる、吉幡和樹を綱啓永が務める。

転落事故から意識を回復するも、高次脳機能障がいが判明した遥斗。懸命のリハビリなどで体力の回復や、中学生までの記憶は戻った。だが、高校時代に出会った明日香のことはまだ思い出せない。そんななか、明日香や智也たちが人生を前に進めていく姿に影響されたのか、遥斗は元の仕事に戻りたいと願った。

遥斗が復職し、明日香の誕生日が近づく

同僚のサポートや会社の理解もあり、復職できた遥斗だったが、記憶を失っている以外に、段取りがわからなくなったり、同時に複数のタスクを処理できなかったりといった高次脳機能障がいの影響が出てしまう。自身も新しいプロジェクトに参加することになった明日香は「一緒に頑張ろう」と励ます。

そんななか、明日香の誕生日が近づく。その日に行われる演奏会のチケットをもらった明日香は遥斗と行きたいと思うが、遥斗がかつて開店に尽力したレストランが出す臨時のキッチンカーの手伝いをすると聞いて誘うのをやめた。

キッチンカーの手伝いを終えた夜、遥斗はその日が明日香の誕生日だったことを知り、電話で「なぜ言ってくれなかったのか」と問い掛けた。「もう誕生日祝う年でもないし…」と言う明日香に「そうやって気い遣われるの嫌だ」と遥斗。

またも相手を思うあまりにすれ違ってしまうのが切ない。

来年の誕生日の約束をする明日香と遥斗だったが…

数日後、遥斗たちの地元で開催される花火大会にみんなで行くことに。混雑するなか、明日香はアクシデントでスマホをなくし、さらに足をくじいて、はぐれてしまう。

それを知った和樹がすぐに駆け出すなか、遥斗も居ても立ってもいられないなくなったようで捜しに出た。明日香を見つけることができたのは遥斗だった。

遥斗に背負われて救護所へ向かう途中、誕生日を黙っていたことを謝る明日香。「俺のほうこそごめん」と遥斗も謝罪し、「来年は一緒に祝ってくれる?」と言う明日香の願いに、「うん、もちろん」と笑顔で答えた。

転落事故が起きた日のデート以来のうれしい約束。2人の未来をつなぐ幸せな約束だ。今回の花火大会のように思い出を重ね、ゆっくりとまた恋を育んでいく2人の姿に胸が熱くなる。だが、ラストで不安になる描写が。

花火大会の帰り道、そこになぜか遥斗が入院していた病院の看護師・紗衣(夏子)の姿があったのだ。互いに気づいていないようだったが、何かしら感じたかのように明日香が振り返った様子にドキっとする。これまでの描写で紗衣は高校時代の遥斗のことを知っていて、思いを寄せていた可能性がある。

まだまだ明日香と遥斗、2人の恋にヤキモキする展開が続きそうだ。

◆文=ザテレビジョンドラマ部

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