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上田慎一郎最新作『アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師』11月公開!内野聖陽、岡田将生が出演

  • 2024.5.21
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『カメラを止めるな!』(17)の上田慎一郎監督最新作『アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師』が11月に公開されることが決定。あわせて、内野聖陽が主演、岡田将生が共演を務めることが明され、2人が演じるキャラクターの場面写真、監督&キャストのコメントが到着した。

【写真を見る】内野聖陽が葛飾北斎に扮する、10月公開の『八犬伝』

本作は、上田慎一郎監督が『カメラを止めるな!』公開前から動いていた渾身のプロジェクトを映画化したもの。ソ・イングク、スヨン、マ・ドンソクの豪華共演で日本でも話題を呼んだ韓国ドラマ「元カレは天才詐欺師~38師機動隊~」を原作に、上田監督が存分にオリジナリティを加えていく。上田監督のもと豪華キャストと精鋭スタッフが集結し、スケール感もビッグに実現した待望企画となった。

主演は、「きのう何食べた?」シリーズや公開の控える映画『八犬伝』(10月公開)では葛飾北斎を演じるなど話題作への出演が続く内野聖陽。税務署に務めるマジメで気弱な中間管理職の公務員でありながら、詐欺師と組んで脱税をひた隠す大企業から未納の10億円を徴収することになった男、熊沢二郎を演じる。そして、そんな公務員、熊沢と異色のタッグを組む天才詐欺師役に、公開中の映画『ゴールド・ボーイ』(公開中)の怪演も話題となり、『ラストマイル』(8月23日公開)の公開も控える岡田将生。頭脳明晰で素早い判断力に大胆な話術と行動力を持ち合わせる天才詐欺師で、熊沢とともに壮大な詐欺を企てる男、氷室マコトを演じる。内野、岡田が演じる真面目な公務員と天才詐欺師をとらえた場面写真も到着。異色のタッグを組む2人のキャラクターの対比がうかがえるものとなっている。

さらに、内野、岡田、上田監督のからのコメントも到着した。主演の内野は「情熱がすごかった。『ここまで大きな商業映画は初めてです!』という言葉がかなり印象に残っています。ショーギョーとかゲージツとかそんな区分けはどーでもいいからおもろい映画を作ろうということで走りだしました」と本作のスタートを振り返る。また、岡田は「公務員と詐欺師の組みあわせにまずはびっくりしたのを覚えています。面白い組みあわせだなと。内野さんとのお芝居をとても楽しみにしていたので間近で役を構築していく様はとても勉強になりました。そして、お互いの利益のために手を組みながらも徐々に距離が縮まっていく関係性に僕は惹かれたんだと思います」と作品の魅力を語った。

上田監督は「映画が完成するまで、本当にいろんなことがありました。撮影は、内野さん、岡田さんをはじめ、映画界の猛者たちとともに本音で意見をぶつけあわせる日々でした。とてもハードで、そして、とても幸せな時間でした。胸を張ってお届けできる最高のエンターテイメント映画に仕上がったと思っています。今年11月の公開を楽しみにお待ちください!」と本作への想いを語っている。

マジメな公務員、天才詐欺師の異色のタッグが、クセ者ぞろいの詐欺師集団“アングリースクワッド”を結成して挑む壮大な税金徴収ミッションとは?税金問題に対する国民感情(アングリー)を発散させる痛快クライムエンタテインメントに期待が高まる!

<キャスト、監督コメント>

●内野聖陽(熊沢二郎役)

「上田慎一郎さんから一緒に映画を造りたいと言われて、どれほどの時間をかけてここまで来たか。韓国ドラマを下敷きに自分の作家性を詰め込んだ映画を撮りたいんだという情熱がすごかった。『ここまで大きな商業映画は初めてです!』という言葉がかなり印象に残っています。ショーギョーとかゲージツとかそんな区分けはどーでもいいからおもろい映画を作ろうということで走りだしました。台本打ち合わせをやるたびにシナリオの精度を上げてくる気迫に感心したのを覚えています。撮影は8月のうだるような暑さのなかで始まりました。途中監督がコロナに罹患し、事務所からリモート演出というのも新鮮でした。スタッフプロデューサー陣も初めてのことだらけで、現場の混乱も少なからずありましたが、元気な娯楽映画が出来上がったのではないかと思っております。お客様の皆さんが、どう見てくださるのかとても楽しみです!」

●岡田将生(氷室マコト役)

「公務員と詐欺師の組みあわせにまずはびっくりしたのを覚えています。面白い組みあわせだなと。内野さんとのお芝居をとても楽しみにしていたので間近で役を構築していく様はとても勉強になりました。そして、お互いの利益のために手を組みながらも徐々に距離が縮まっていく関係性に僕は惹かれたんだと思います。掴みどころがなく、ふわふわと舞いながらも一点を見つめているこの役は面白かったです。監督、キャスト、スタッフの皆さんと意見を出しあい作った作品です。ぜひ観ていただけたら嬉しいです」

●上田慎一郎(監督)

「2018年、まだ『カメラを止めるな!』の公開前でした。試写でカメ止めを観てくださった伊藤主税プロデューサーから『一緒に映画を創りませんか?』と声をかけていただいたのが始まりです。それから6年。映画が完成するまで、本当にいろんなことがありました。たび重なる脚本直しを経た頃にやってきたコロナ。世界の空気は一変し、脚本も大幅な修正を迫られました。主演の内野さんとは撮影前から何度も脚本打ちを重ねました。毎回、内野さんは付箋のぎっしり貼られた脚本を抱えてきました。コロナ再拡大による1年の撮影延期を経て、迎えた2023年夏、ついにクランクイン。撮影は、内野さん、岡田さんをはじめ、映画界の猛者たちとともに本音で意見をぶつけあわせる日々でした。とてもハードで、そして、とても幸せな時間でした。ついに皆さまにお届けできる日が近づいてきました。ドキドキしています。でもそれ以上にワクワクしています。胸を張ってお届けできる最高のエンタテインメント映画に仕上がったと思っています。今年11月の公開を楽しみにお待ちください!」

文/鈴木レイヤ

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