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悩める木戸大聖“陽太”に語ったYOU“あつ子”の言葉が胸に沁みる<9ボーダー>

  • 2024.5.20
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バル店主・あつ子(YOU)の言葉が「心に響く」と話題に (C)TBS
バル店主・あつ子(YOU)の言葉が「心に響く」と話題に (C)TBS

【写真】夕景の中でおでこをコツンとする七苗(川口春奈)とコウタロウ(松下洸平)

川口春奈主演の金曜ドラマ「9ボーダー」(毎週金曜夜10:00-10:54、TBS系)。七苗(川口)たち3姉妹が恋や仕事に向き合う様子が共感を呼ぶ中、5月17日放送の第5話では、バルの店主・あつ子(YOU)の“9ボーダー”世代をとらえた言葉が印象的だった。(以下、ネタバレを含みます)

“ボーダー世代3姉妹”の奮闘を描く

同ドラマは、「LOVE」「LIFE」「LIMIT」の“3L”をテーマに、19歳、29歳、39歳と、いわゆる大台を迎える前のラストイヤー=9ボーダー真っただ中の3姉妹が、モヤモヤや焦りを抱え、幸せになりたいともがきながら人生を前向きに進んでいく姿を完全オリジナルで描くヒューマンラブストーリー。

主人公の29歳の次女・大庭七苗(なな)を川口、39歳の長女・成澤六月(むつき)を木南晴夏、19歳の三女・大庭八海(はつみ)を畑芽育が演じる。

また、3姉妹の“3L”に大きく関わる人物として、物語のキーマンとなるコウタロウを松下洸平、六月が所長を務める会計事務所にやってくる自由奔放な新人公認会計士・松嶋朔を井之脇海、七苗と同い年で幼なじみの高木陽太を木戸大聖が扮(ふん)する。

“予言”と称して陽太に告げた、あつ子の言葉の深み

自分が経営するバルの前で倒れていたところを見つけ、記憶を失っているコウタロウをそのまま雇い入れて面倒を見ているあつ子。

あつ子の店は、七苗たちの父親が客として来たことがあり、酒店を継いでいる陽太と取引もある。七苗たちと交流していくなか、第5話では八海が陽太のことが好きだと気付き、告白の後押しをした。

後日、ずっと七苗のことが好きで、八海からの思いがけない告白にとまどっている感じの陽太と街で会ったあつ子は、「予言」と称して語り掛けた。

「まだ若いうちは大事なものは遠くにあると思う。もうちょっと年齢いくと、大事なものは近くにあるって気付く。そして、もっと年を重ねると、大事なものは自分の中にあるって気付くの。だからそのとき、君の隣に誰がいるか、まだまだ分からない。答えはゆっくり出せばいい」。

バル店主・あつ子の存在が心強い

悩める29歳の陽太への“予言”という名の“助言”。それは、19歳の八海、29歳の七苗と陽太、39歳の六月にも重なり合う。

59歳という自身も“9ボーダー”世代のあつ子の人生の先輩としての言葉は温かく、深い。八海の背中を押すときも「好きなら好きって言う、嫌なら嫌も言う。だから私、今、後悔なしよ」ときっぱり言う姿が格好よかった。

SNSには「あつ子さん言葉は奥が深い」「隣にあつ子さんいてほしい」「あつ子さんの言葉が刺さる」「心に響いた」「勉強になります」「いいことおっしゃる」といった感想が上がった。

きっとこれからも七苗たちにとって心強い存在であるはずだ。

◆文=ザテレビジョンドラマ部

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