息子夫婦の家で「えっ！私が孫に贈ったプレゼントが、、、」【嫁の裏の顔】を知り、絶句！

これは著者の母の友人から聞いた話です。初めてできた孫が可愛くて、孫に贈り物をするのが唯一の楽しみでした。ある時、息子夫婦の家で自分が贈ったプレゼントが未開封で置かれているのを発見して……？

可愛い孫のために

孫は目に入れても痛くないなどとよくいったものですが、私も初めてできた息子の孫が可愛くて可愛くて、おもちゃや洋服を買ってあげるのが嬉しくて仕方なかったのです。

年金生活で暮らしは決して楽ではありませんが、孫のためならとせっせとパートに出てお金を貯めてはプレゼントするのが唯一の楽しみでした。

今の若い子の趣味や好みはわからないので、せっかくプレゼントをもらうなら欲しいものや必要なものがありがたいと嫁からも言われ、息子の嫁にどんなものが欲しいかを事前にリサーチしてプレゼントするようにしていました。

いつも、贈り物を届けると「わーこれです！欲しいと思っていたもので嬉しいです！」と嫁もすごく喜んでくれるので、私も贈りがいがあり、また次は何を買ってあげようかと楽しみでした。

息子夫婦の家は車で数分の距離で近くではありましたが、頻繫に出向くと嫌われるので遠慮しながら程よい距離感を保ち、嫁との関係も良好だと思っていました。

そんなある日のことです。嫁が孫を連れて実家に帰っていると聞いたので、息子が一人で困っていないか作った夕飯を運びがてら息子夫婦の家を訪ねました。

嫁の留守中に家に入るのは少しためらわれましたが、息子の了解も得ていたので息子が仕事から帰宅する時間に合わせて行くことにしました。

そのときです。少し開いていたクローゼットの中に見覚えのある包みが山積みになって置かれているのを発見したのです。

中にはまだ未開封のものもあり、それはまさしく私が孫のために贈ったプレゼントでした。

すぐに息子に尋ねてみると、息子もこのことは知らなかったようで驚いていました。

もしかしてと、息子が確かめていたのはネットの通販サイト。
息子の思った通り、嫁は私が贈ったプレゼントを使うことなくそのまま新品で通販サイトで売って、自分のお小遣いを手に入れていたのです。

驚愕の事実に私はショックを隠せませんでした。孫のためにと貯めたお金で買ったプレゼントはほとんど使われることなく、お金にかわっていたのですから。

後から考えると、嫁は欲しいものというよりは、高く売れそうなものをリクエストしていたのかもしれません。

お小遣いが欲しかったという気持ちもわかりますが、プレゼントするたびに嬉しそうに喜ぶ嫁の裏の顔にもゾッとしました。

これには息子もびっくりしており、息子から嫁にそれとなく伝えてもらいましたが、関係が悪化するのもつらいのでそれ以上は追及しませんでした。

それからというもの孫へのプレゼントはほどほどに、自分のためにお金を使うことを考えることにしたそうです。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター：Kumi.M