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《痴漢被害》にあった時期「高校生」が約半数…被害に遭いやすい時間・場所など調査で判明

  • 2024.5.20

痴漢被害にあった時期「高校生」が最多

痴漢被害に関する調査を実施
痴漢被害に関する調査を実施

主婦向けの情報メディア「SHUFUFU」が、「痴漢被害」に関するアンケート調査を実施しその結果を発表しました。調査は、2024年5月、これまでに痴漢被害にあったことがある女性160人を対象にインターネット上で行われました。

それによると、痴漢被害にあったことがある時期について、最も多かった回答が「高校生(46.9%)」でした。 次いで「社会人(44.4%)」「大学生等(40%)」という結果でした。

痴漢被害にあったことのある時間帯に関しては1位「平日-朝(49.4%)」、2位「平日-夜(40%)」でした。平日の朝夜、通勤や通学時間の電車が混んだり帰り道が暗くなったときに痴漢被害に遭った方が多いのかもしれません。

また、痴漢被害にあったことのある場所の1位は「電車内(73.8%)」、2位「路上(28.1%)」となりました。路上での痴漢被害では夜に一人で歩いている時の被害に遭ったという意見が見られました。

痴漢被害後にどのような対応をとったのでしょうか。アンケート結果の1位は「何もできなかった(66.25%)」、2位「家族に相談(22.5%)」となりました。

被害に遭わないための対策は?

 痴漢被害にあったことがある時期を教えて下さい(複数回答)
痴漢被害にあったことがある時期を教えて下さい(複数回答)

今回のアンケートで、痴漢被害にあわないためのアドバイスや対策について質問したところ、さまざまなコメントが寄せられました。

「夜家に帰る道で被害に合いました。人通りの少ない時間だったので、夜遅くに人通りの少ない道を1人で歩くのは危険です。どうしても1人で歩かないと行けない時はスマホを手に持ちながらいつでも警報が鳴らせる準備をして歩いた方がいいと思います」(30代女性)

「丈の長いズボンの時は比較的痴漢にあいにくかったです」(20代女性)

「声を出して助けを呼べなさそうな場合、対策アプリをダウンロードする。女性専用車を利用する。カバンなどでお尻を隠す」(30代女性)

「いずれもひとりの時に被害にあったので、道を歩くだけでも誰かと一緒に行動すること。また、昼間でも安心できない。服装も関係ない。護身術の心得があればよいが、そうでなければクマと遭遇したと思い助けを呼んだり逃げるに限る」(50代~女性)

「電車の場合はなるべく男性が多く乗らない車両に乗ったり、お尻に手を回してガードし触らせない等対策をした方が良いです。又、ギュウギュウ詰めの電車には乗らずに露出の少ない服を着ることも大切なことです」(30代女性)

「何度もあったので最終的に混んでいる電車を避けて別のルートを使うようにしました。主にお尻を狙われるので、手を後ろに回しておくと防ぎやすくなります」(40代女性)

「常に自分を取り巻く環境に注意を払う。露出の多い服装は避ける。怪しい人物には近づかない」(40代女性)

「ラッシュ時間を外すなど満員電車には乗らないようにする、同じ時間の同じ列車の同じ車両など顔を覚えられるような行動パターンを作らないようにする」(30代女性)

「ボディーラインが強調される服を選ばない。短いスカートを履かない。夜は暗い道を通らない。夜に1人で歩く時はなるべく早足で歩く。夜にバスを待つ時は明るいバス停か人がたくさんいるバス停まで歩く。怪しい男性が近くにいたら離れるか、人が多い場所に移動する」(40代女性)

「座席にいて痴漢被害に遭ったので、立った状態+壁に背中を預ける形で乗車した方が良いと思います」(30代女性)

「電車ならドア横の手すりの側や角に背中をつけるなどポジショニングに気をつける。声をあげられないなら、スマホを見るふりをしてスマホの画面にチカン!SOS!などと映して周囲に助けを求めても良いと思います」(40代女性)

「公園のトイレ、男女共用トイレ、多目的トイレは使用しない。女性専用車両を使用する」(30代女性)

「満員電車に乗る時はドア付近に立たない。ドアの前だと触られても逃げ場がないため」(40代女性)

「音のする、ホイッスルや小さいブザーなどを持ち歩く。自分で対処できない時は、周りの人に助けを求める。警察に、相談する」(50代~女性)

痴漢被害後にとった対応では「何もできなかった」が多数派という結果でした。突然のことで助けを呼んだりすることが難しい場合もあります。まずは、被害に遭いやすい時間や場所を知ること、さらに、万が一被害に遭ってしまった場合の対策など知っておくことが大事でしょう。

(LASISA編集部)

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