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「5秒遅ければ巻き込まれていた」通学中の小学生たちを襲った【あわや大事故】の恐怖体験とは?

  • 2024.5.20

今回は、私の友人から聞いた、通学路で遭遇したヒヤッと体験をご紹介します。事故は予期せぬ形でやってきます。仕事の前の付き添いは大変だと思うこともありますが、子どもを見守る意味でも大切な役目だなと思います。

画像: 「5秒遅ければ巻き込まれていた」通学中の小学生たちを襲った【あわや大事故】の恐怖体験とは?

旗持ち当番で事故に遭遇

新学期を迎え、いつものように旗持ち当番で登校班に付き添いをしていたときの話です。

うちの息子は6年生なので先頭で黄色い旗を持ち、その後ろに新1年生から順に並んで登校します。今年は新入生が3人もいるので、歩くスピードが早すぎないか、ちゃんと列に付いて来ているかを確認しながら歩いていました。

通学路には一箇所危険な場所があります。車同士がやっとすれ違えるくらいの細い道路なんですが、通勤ラッシュの時間になると猛スピードで走り抜ける車や自転車の高校生が行きかい、なんどもヒヤッとすることがありました。

列を守るように注意深く子どもたちを見守り、ほっと一息ついた時に突然ガチャーーン!! と大きな音がしました。

現場を見た子どもたちは……

慌てて周囲を見渡すと、つい今しがた通り過ぎたマンション出入り口の前で、自転車と人が倒れていたんです。マンションから出てきた自転車と、道路を走っていた自転車がぶつかり横転したようで、周囲には部品や荷物が散乱していました。

すでに近くを歩いていた人たちが救急車や警察を呼んでいるようだったので、私達はそのまま学校へ向かったんですが、事故の現場を見てしまった子どもたちは動揺し、中には怯えて泣き出してしまう子もいました。学校に到着した後、先生方に状況を伝えたんですが、6年生の息子でも青ざめた顔をしていたので、小さな子どもたちはなおさら怖かったと思います。

その後

その後、学校や地域委員、保護者のみなさんとも話し合い、少し遠回りになるけれど交通量の少ない通学路に変更することにしました。

たまたま運がよかっただけで、あと5秒くらい遅ければ子どもたちも巻き込まれていたかと思うとゾッとしました。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Kato Rira

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