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批判されるカゼミロ、無礼だと反論 「昨季は最高の補強扱いだったのに今や無価値か」

  • 2024.5.20
批判されるカゼミロ、無礼だと反論 「昨季は最高の補強扱いだったのに今や無価値か」
批判されるカゼミロ、無礼だと反論 「昨季は最高の補強扱いだったのに今や無価値か」

Text by 井上大輔(編集部)

今季のプレミアリーグで8位に終わったマンチェスター・ユナイテッド。

批判を浴びているひとりが、ブラジル代表カゼミロだ。レアル・マドリーから加入した昨季は高く評価されていたが、今季は評価を下げた。その状況が考慮され、コパ・アメリカのブラジル代表メンバーからも落選している。

ただ、本人は思うところがあるようで、『Sky Sports』のインタビューでこう話していた。

「全体的な分析でない場合はつらい。シーズン序盤はファンが選ぶ月間MVPにも選ばれた。

その直後に怪我をした、大きな怪我をね。復帰後にも怪我が再発した。いまはセンターバックでプレーしている。大変さ。より広い分析、もっと十分な分析をしよう。

怪我人だ。今季は監督が25人の選手を起用できる時期が一度もなかったと思う。自分だけでなく、選手や監督、クラブにとってとてもチャレンジングなことだ。

ただ、批判はサッカーの一部。自分は常に落ち着いている、特に批判されるときはね。建設的な批判ならいつでも歓迎さ。サッカー界では10年ハイレベルなプレーをしていても、ちょっとレベルが落ちれば、批判される。

でも、見下されていると感じた瞬間から、それが正しいことだとは思わない。その時こそ、その人たちに対する尊敬の念を失う時だ。

昨季終盤のチームはいいプレーをしていたし、ポジティブなコメントも多かった。で、一体何が起きたんだ。昨季の自分はプレミアリーグで最高の補強のひとりとされていたのに、今や何の価値もないのか?

この批判は無礼だ。だから、リスペクトが欠けていると、心配になるし、自分もリスペクトする必要はない。

とはいえ、サッカー界には常に批判がある。特にこれほど長くプレーしていれば、人々は批判したがる。だが、リスペクトを欠いた瞬間から、自分もリスペクトはしなくなる」

1年で評価は急落したが、正当な分析ではないと感じているようだ。

ユナイテッドは25日に行われるシティとのFAカップ決勝で今季を終える。

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