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「もう聞かんといて」答えない恋人…一体いつまで待つの?|国籍問題で破局しかけた話

  • 2024.5.20
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このお話は、著者・おとさん(@oto_ppu)によるエッセー作品です。国籍の違いから、恋人と破局しかけ、それを乗り越えた体験を描いています。同棲までこぎつけたおとさんと恋人でしたが、いつまで同棲するのか期限を決めていません。プロポーズはいつしてくれるのか、尋ねても恋人ははぐらかしてばかり。結婚のタイミングは5年以内?5年以上?おとさんは聞きますが、恋人の答えは?『国籍問題で破局しかけた話』第47話をごらんください。

同棲から数か月…月日が過ぎても、一向にプロポーズの気配を見せない恋人に、おとさんのイライラは募るばかり。大切なことなのに、向き合ってくれないと感じるとつらいですよね。しかし恋人は、本当に何も考えていないのでしょうか?もしかすると心の中では考えているのかもしれませんが、見えないからこそ不安になりますね。

国籍に関する、それぞれの考え方を描く作品

このストーリーは、生まれながらに日本に住む韓国人として生活してきた、おとさんの国籍に関するお話です。信頼する彼と同棲を決める道のりの中で「国籍を日本に移してほしい」という周囲の声に困惑するおとさん。悩みながらも自らの国籍と向き合います。

日本に国籍を移す「帰化」とは、法務省によると以下のようなことを指す言葉です。

帰化とは、その国の国籍を有しない者(外国人)からの国籍の取得を希望する旨の意思表示に対して、国家が許可を与えることによって、その国の国籍を与える制度です。日本では、帰化の許可は、法務大臣の権限とされています(国籍法第4条)。

もともとおとさんには国籍へのこだわりはありませんでしたが、韓国籍であるというだけで結婚に反対されてしまう現実に傷つき、反発するワンシーンも。国籍がどこの国にあったとしても、おとさんの心も姿も変わらないのです。

誰もが自分のルーツに誇りを持ち、認め合える世界が理想ですが、家庭や個人によって考え方に違いがあるのも事実。お互いの考え方を受け入れ、相手の立場を大切にする関わり合いができるといいですね。国籍をめぐるおとさんやご家族の描写をきっかけに、価値観について考えさせられる作品です。

著者:もも

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