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改変が天才的で原作超え…最も成功した「漫画のアニメ化」(4)究極の神作品!最強の男×ギャグで無双するのは?

  • 2024.5.20
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作者:ONE公式Twitterより

昨今、ヒットした原作漫画をアニメ化する流れができている。その中でも、改変や、アクションシーンなど、アニメ化したことで原作の売り上げが伸びたや、世間でバズりを作ったアニメが数多く存在する。今回は、原作に負けず劣らず評価の高いアニメをセレクト。原作と比較しながら、アニメ版ならではの魅力を解説する。第4回。(文・へーボン)

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『ワンパンマン』
監督:(1th)夏目真悟、(2th)櫻井親良
原作:ONE、村田雄介
シリーズ構成:鈴木智尋
出演:古川慎、石川界人、梶裕貴、悠木碧、山路和弘、安元洋貴、櫻井孝宏、小西克幸、中村悠一、宮野真守、早見沙織

【作品内容】

ONE氏により2009年から自身のWEBサイトで公開されたギャグバトル漫画。元々は練習として執筆したものだったがそれが話題となり、2012年に村田雄介氏によりリメイクされた。

2015年にアニメ化されたことでさらに人気が高まり、2019年には2期が放映され、現在3期の放映も決定している。リメイク版単行本の累計発行部数は、2022年時点で2800万部を突破した。

ある日、公園で顎の割れた少年を助けた主人公・サイタマが、幼少期にヒーローに憧れていたことを思い出し、全ての髪の毛が禿げ落ちるほどの修行に3年間を費やす。

そしてあらゆる敵をワンパンで倒せるほどの力を得てしまい、あらゆる敵をワンパンでやっつけるというのが大まかなあらすじだが、文字通り最強の男となったため、あまりにもあっさり終わってしまう戦いに、どこか虚しさと寂しさを感じることになってゆく。

【注目ポイント】

サイタマはどんな敵もほぼワンパンで倒してしまうため、一見するとバトル漫画としては成り立たないように思える。

しかしそのバトルシーンをギャグにしたり、はたまた他のヒーローを活躍させたりすることで、次はどんなギャグで強敵を困惑させるのだろうと、期待に胸を膨らませ、次の展開を待ち望んでしまうのだ。

登場する敵は、サイタマ以外では到底敵わないほど恐ろしい怪人が多く、アクションバトルシーンは派手そのもの。

それに命懸けで挑んでいくヒーローたちの姿は手に汗を握ってしまうことだろう。それだけにサイタマが駆けつけてきた時の安心感と、敵を一撃ワンパンで粉砕するサイタマ最強シーンは思わず爽快感が際立ち、胸が躍る。

基本的にはリメイク版をベースにしながら、コメディ満載のオリジナルシーンも加わり、より見ごたえのある内容になっているため、是非ともアニメをお勧めしたい。

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