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憧れている女性の元不倫相手と関係を持ちました… 背徳感に溺れた「30代女性のあやまち」【前編】

  • 2024.5.19

世間は思っているよりも狭いと感じさせられる出来事もあります。知り合いの元不倫相手と不倫をしたことによって、人生を大きく誤ってしまった30代女性のエピソードを、メンタル心理カウンセラーの並木まきがお届けします。

憧れている女性の元不倫相手と出会う

知恵さん(仮名)は、女子会メンバーの亜由美さん(仮名)にずっと憧れを抱いて「あんなふうになりたい!」とメイクやファッションのお手本にしてきたそう。亜由美さんは知恵さんよりも2歳年上で、インフルエンサーとしても活躍している姿がとても眩しかったとのこと。いつしか亜由美さんとプライベートの話をするようになり、亜由美さんが不倫をしている事実を知ってからも、知恵さんは変わらずに亜由美さんに憧れ続けていたといいます。

「亜由美さんは本当に素敵な女性で、私にはないキラキラオーラがある女性なんです。だから、仲良くなって恋愛の話をし合えるようになったときには、本当に嬉しかったですね。不倫をしているのを知ったときには一瞬だけ驚きましたけど、あれだけ美人だったら既婚男性がメロメロになっても不思議ではない…と思っていました」

それからしばらくして、亜由美さんは不倫を清算し、独身の男性と交際を始めたかと思ったらスピード婚をしたそうです。

「亜由美さんから結婚をすると聞いたときもすごくびっくりしましたけど、不倫を終わらせたことにホッとしました。ところが、運命ってすごく奇妙なんですけど…それから3か月しか経っていないときに私が飲み会で出会った彼が、なんと亜由美さんの元不倫相手だったんです」

背徳感に溺れる不倫の道へ

亜由美さんの元不倫相手と初めて会ったときに、それまで何度も写真を見ていた知恵さんは、すぐにその男性が誰なのかが分かったそう。飲み会の場で確信をもって「亜由美さんの元カレですよね?」と本人に尋ねると、すんなりと認めたことで、知恵さんと男性との距離が一気に縮まったといいます。

「その飲み会では、亜由美さんが結婚してしまって悲しいという彼の話をずっと聞いていました。未練があったけれど、自分が既婚者だから亜由美さんを追うこともできなかったと…。でもそのあと、お酒が深まってきたときに、なんと彼は“だけど今日、知恵ちゃんと出会って亜由美のことはどうでも良くなった! 俺、知恵ちゃんに一目惚れした!”と熱烈に口説き始めたんです…」

胡散臭さを感じながらも、お酒が入っていたこともあり、その男性に口説かれるままホテルに行ってしまった知恵さん。憧れの女性である亜由美さんの元不倫相手と関係を持った自分が、亜由美さんに近づけたような気がして気分が高揚したと話します。

「今思えば本当に迂闊だったんですけど、その日からその男性と私が不倫を始めてしまったんです。そのときもう亜由美さんとは疎遠になっていたので、私が亜由美さんと同じ男性と不倫をしたことは、亜由美さんは知りませんでした」

不倫相手の彼のことは、最初からそこまで好きではなかったと話す知恵さん。しかし「憧れの亜由美さんが付き合っていた同じ男性と関係をもっている」という背徳感から、デートのたびに自分が憧れの亜由美さんになったような高揚感が得られることがクセになってしまったと、当時を振り返っていました。

不倫そのものへは嫌悪感があっても、他の事情が複雑に絡むことによって、ズルズルと不倫の道へと入っていく人もいます。身近な人が不倫をしていると、不倫への感覚が麻痺してしまう人もいるでしょう。しかし仮に身近な人が不倫をしていたとしても、自分は絶対に足を踏み入れないことが正しい道であるのは間違いありません。
©kapinon/Adobe Stock ©buritora/Adobe Stock

文・並木まき

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