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興行収入100億円突破…マ・ドンソク主演の爽快アクション『犯罪都市』シリーズ、過去2作品のあらすじと見どころを紹介

  • 2024.5.19
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「犯罪都市 NO WAY OUT」より (C)ABO Entertainment presents a BIGPUNCH PICTURES & HONG FILM & B.A. ENTERTAINMENT production world sales by K-MOVIE ENTERTAINMENT
「犯罪都市 NO WAY OUT」より (C)ABO Entertainment presents a BIGPUNCH PICTURES & HONG FILM & B.A. ENTERTAINMENT production world sales by K-MOVIE ENTERTAINMENT

【写真】ダイナミックな一撃必殺パンチを繰り出すマ・ドンソク“マ・ソクト”

韓国で興行収入100億円を突破した映画『犯罪都市』シリーズ。凄腕の韓国刑事が危険な悪役に挑み死闘を繰り広げる、痛快で高濃度のクライムアクションだ。中でも主演を務めたマ・ドンソクは“リアルな刑事アクション作品”という韓国映画の新たなジャンルを確立させ、大きな話題を呼んだ。そして2月にはシリーズの第3弾「犯罪都市 NO WAY OUT」が日本で劇場公開され、続編となる「犯罪都市4(原題)」も4月27日に韓国で公開。公開11日目にして通算観客動員数700万人を突破している。そこで、本シリーズの過去作品のあらすじと見どころを振り返りながら、マ・ドンソクの魅力にも迫っていく。

韓国で絶大な人気を誇る『犯罪都市』シリーズ

韓国警察の死闘を描き、屈強で型破りな“怪物刑事”ことマ・ソクトが素手で悪者をねじふせる映画『犯罪都市』シリーズ。これまで「第38回青龍映画賞」助演男優賞や、「第9回韓国映画制作家協会賞」主演男優賞などを受賞しており、韓国では“5人に1人が観た”と言われているほどだ。

2017年に第1弾「犯罪都市」が公開されると瞬く間に人気に火がつき、2022年に第2弾「犯罪都市 THE ROUNDUP」が、2023年には第3弾の「犯罪都市 NO WAY OUT」が立て続けに公開。ここ最近のホットな人気作と言っても過言ではない。

韓国歴代3位を記録したシリーズ第1弾「犯罪都市」

大人気シリーズ第1弾「犯罪都市」の舞台は、2004年の韓国・ソウル。実際に起きた事件をもとに、強力班の刑事、中国の新興勢力、韓国マフィアが死闘を繰り広げていく。

物語は、あるビリヤード場で殺傷事件が発生したことから始まる。被害者は韓国マフィア・毒蛇組の組員で、犯人は彼らと対立するイス組の男だった。そんな中、マ・ドンソク演じる刑事マ・ソクトは難なく犯人を捕らえると、それぞれの組のボスの仲を取り持ちながら街のバランスを保つことに成功する。

しかし中国から新興勢力の黒竜組が乗り込んできて、ボスのチャン(ユン・ゲサン)は情け容赦ない手段で毒蛇組を乗っ取り、勢力を拡大していく。すると、縄張りを荒らされたイス組や最大勢力の韓国人暴力団も反撃に出て、一触即発状態に…。そこで、マ・ソクト率いる強力班は組織の一掃作戦を立てるのだが――。

本作が韓国で公開されると4週連続第1位に輝き、“青少年観覧不可映画”のジャンルでは映画「アジョシ」を抑えて韓国歴代3位に躍り出る快挙を成し遂げた。

これまでの韓国映画では珍しい超リアルな本格的アクション映画である本作は、マ・ドンソクを始めとするキャストたちの身体能力の高さと、任侠道を突き進むカッコいい姿が見どころなっている。

ベトナムで凶悪犯罪者の行方を追うシリーズ第2弾「犯罪都市 THE ROUNDUP」

劇場版第2弾「犯罪都市 THE ROUNDUP」では、マ・ソクトが所属する衿川署強力班に宝石強盗事件の犯罪者の引き渡しのため、ベトナム行きの任務が命じられる。

現地に着くと容疑者の仲間が殺されており、容疑者を尋問したことで凶悪犯罪者カン・ヘサン(ソン・ソック)の存在を知る。そしてマ・ソクトたちは、カンが関わっている誘拐事件を追うことにするのだが、韓国警察の管轄外であるベトナムでの捜査は難航。しかし持ち前の正義感で現地警察の制止を振り切り、強引に捜査を開始するのだった――。

前作以上にパワーアップしたキャスト陣のアクションや、ソン・ソックの冷酷非道な悪役ぶりが際立っており、観終わった後は痛烈な爽快感が駆け抜ける。

ギャップがたまらない…“マブリー”の愛称で知られるマ・ドンソクの魅力

本シリーズ最大の見どころは、主人公のマ・ソクトを演じるマ・ドンソクの存在だろう。マ・ドンソクは2012年公開の「隣人-The Neighbors-」をはじめ、「新感染 ファイナル・エクスプレス」や「悪いやつら」など様々な話題作に出演し、韓国屈指のアクション俳優としてその地位を確立した。本シリーズは、“リアルな刑事アクション作品”を渇望した彼きっての企画だという。

敵を素手でねじ伏せるなど、本シリーズで凄みを発揮してきたマ・ドンソク。一見コワモテな彼だが、世間ではマ・ドンソクとラブリーを掛け合わせ“マブリー”という愛称で親しまれている。

なぜ“マブリー”と呼ばれているかというと、彼が時折見せる笑顔がSNSなどで「赤ちゃんみたいでかわいい」と言われたり、その大きな身体つきに「クマみたいでかわいい」と話題になったことで、いつの間にかネットを通じてこの愛称が付けられたそうだ。

“マブリー”効果が功を奏し、2016年には韓国コスメブランド「エチュードハウス」で水玉のエプロンを着用しCMに出演、同時に愛嬌も披露した。そのあまりのギャップに視聴者はマ・ドンソクに一気に親近感を寄せるようになったのだ。

そんな“マブリー”が主演を務める本シリーズの第1弾&第2弾は、現在Huluで見放題配信中。さらに劇場版第3弾「犯罪都市 NO WAY OUT」も、4月23日よりHuluで最速レンタル独占配信を開始している。日本人キャストとして青木崇高や國村隼が出演していることでも注目を集めた本作。マ・ドンソクがダイナミックな一撃必殺パンチを繰り出すシーンは、リアルな演出も相まって見応え抜群だ。

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