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「彼の特別な愛が私を変えた」と語るアン・ハサウェイと夫アダム・シュルマンの恋物語

  • 2024.5.19
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アン・ハサウェイとアダム・シュルマンのラブストーリーは、まるで映画のよう。アンはプロデューサーのアダムに会った瞬間、運命の人だと思った、と言います。

結婚10周年の記念日には、夜のニューヨークに降る雨音を聞きながら、仲良くソファで寄り添って過ごしたふたり。2023年10月の『レイト・ナイト・ウィズ・セス・マイヤーズ』でアンは、「私は彼の胸の中で丸くなって、[コメディドラマの]『アボット・エレメンタリー』を見ながら、『私、すごく幸せ。彼は私にぴったり』って感じでした」と語っています。

ふたりともあまり私生活を公表する方ではないものの、お互いについて熱く語ることがないわけではありません。アンはテレビ番組『ドリュー・バリモア・ショー』に出演した際、「私たちは一緒に成長することができて本当にラッキーです」と語っていました。

では、ふたりはどのようにしてこれほど仲の良い夫婦になったのか、出会いから今日までを振り返ります。

出会ってすぐには交際しなかった

アンとアダムは共通の友人を介して知り合い、たちまち意気投合しました。「すぐに仲良くなりました。でも、一緒になるまでにはかなり時間がかかりました」とアンが『ヴォーグ』に語ったのは、2010年のこと。「彼は私にはボーイフレンドがいるだろうと思っていたし、私も彼にはガールフレンドがいるだろうと思ったので、距離をとることにしたんです。だって、そういう女の子にはなりたくなかったから」

ふたりともシングルだと気づくと、「ちょっと関係が進展し始めました−それくらいにしておきます」

後にアンが『ハーパーズ・バザー』誌に語ったところによると、アンはアダムに一目惚れだったそう。「彼に会った瞬間、彼が運命の人だとわかりました」「でも、最悪の時に出会ったこともわかっていました。私は彼を乗せて無謀な運転をして、信用を失ってしまったんです」とも。

また、「怖かったです。でも日が経つにつれて、どんどん良くなっていきました。彼を愛することで自分がもっと人を信頼できるようになっているのがわかったし、自分がどういう人間になっていたか、もっとわかるようになりました」と語っています。

2009年に初めて一緒にいるところを目撃される

25ans Wedding

テレビ番組『レイト・ナイト・ウィズ・セス・マイヤーズ』で語ったところによると、ふたりが正式に「親しくなった」のは、彼女が『サタデー・ナイト・ライブ』でホスト役デビューを果たした2008年10月。そして、2009年4月にはイベントで一緒にいるところを初めて目撃されたのでした。

以来、ファッションウィークのショーの最前列や、映画のプレミアでしばしば見かけられるようになったふたり(レッドカーペットは別々に歩いていました)。ついにカップルとしてデビューしたのは、2009年12月に舞台『欲望という名の列車』のプレミアにふたりそろって登場した時でした。

交際2年で婚約!

恋愛関係についてはあまり語らないアンですが、当時『People』誌でこんな発言をしています。「私は彼をとても愛しています。[ただ、]アダムは私の計画を台無しにしてしまいました。私はもうちょっとひとりでいようと思っていたのに、バカみたいに彼に夢中になってしまったんです!」

『ハリウッド・リポーター』誌によると、その頃アダムはジュエリーブランド「Kwiat Heritage」に婚約者に贈るリングを依頼していました。ちなみにアダムは、アンが出演した『アリス・イン・ワンダーランド』でジュエリーと小道具のデザイナーを務めたハイディ・ナッセル ・フィンクと、共同でジュエリーブランド「James Banks Design」を2010年に立ち上げています 。

2012年に結婚、極秘で結婚式を挙げる

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150人のゲストを招いて、カリフォルニアのビッグ・サーで内輪の結婚式を挙げたのは、2012年9月のこと。『ブリティッシュ・ヴォーグ』によると、アンはヴァレンティノ・ガラヴァーニによるストラップレスのドレス、アダムはクラシックな黒のタキシードを着用したのだとか。

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結婚式直後、アンは『グラマー』誌で夫への愛を語っています。「彼はいい人です」「彼は知的以上。彼は恐れることなく愛する人。彼の信念は美しい。彼は私の親友。私は彼を愛してる。私にとっては世界で一番素晴らしい夫だと感じています」

2013年のアカデミー助演女優賞に輝いた映画『レ・ミゼラブル』の役作りの際は、アダムに部屋から出て行ってもらうしかないほど、彼に夢中だと語っていたアン。

「彼が部屋に入ってくると、嬉しくなっちゃうんです。どうしようもない」「[撮影まで]あと数日という時、彼に言いました。『楽しすぎるの。あなたと遊びたいけど、すごく悲しい気分にならなきゃいけないの』って」

アダムは愛に対するアンの考え方を変えた

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新婚期を過ぎた2015年、テレビ番組『トゥデイ』で司会者のサバンナ・ガスリーに、結婚によって自身の考え方が変化したと語ったアン。

「こうなるとは思っていなかったし、結婚前に、結婚しても何も変わらないとふたりで話していたんですけど、何かが変わりました。何かはわかりませんけど」「自分が自分自身の一部を防衛していたことに気づいていなかったんですが、今はそれが全てなくなった感じです。私は彼のものだし、彼は私のものなんです」と語っていました。

この時、アダムがアンに送ったメッセージをサバンナ・ガスリーが読み上げました。「彼はこう言っています。『結婚して一番驚いたのは、僕が君をもっともっと深く愛するようになっていることです』」

元恋人の不祥事によって人間不信に

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アダムに出会う前、アンはイタリア人不動産ディベロッパーのラファエロ・フォリエロと交際していたことが知られています。ふたりは2008年の夏に破局しましたが、それはラファエロがマネーロンダリング、共同謀議、有線通信不法行為など、14件で有罪を認められる直前のことでした。

世間の厳しい目に晒された後、アンはこの一件によって自分を判断されたくないので、破局については語りたくない、ただ「なかなか人間不信が消えない」と『ヴォーグ』誌に語っています。

しかし、それも、アダムが現れるまでのこと。「彼は私がこの世界で心地よくいられる力をくれました。現代では、私たちは女性として存在するために、誰も必要としていない、という言い方が受け入れられていると思います。でも、私にはアダムが必要です。彼の唯一無二で特別な愛が私を変えてくれました」

ふたりの間には2人の子どもがいる

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2016年には長男のジョナサン・ローズバンクス・シュルマンが、2019年には次男のジャック・シュルマンが誕生します。「彼女にはいつも感心します」とアダムが『ピープル』誌に語ったのは2020年のこと。「彼女は母親として素晴らしい。[子育ての]全てにおいて驚かされます。毎日、感謝の念が強まっています」と語っていました。

もっとも、ふたりにはそれなりの苦労もあったそう。アンは最近の『ヴァニティ・フェア』誌のカバーストーリーで自らについて赤裸々に語り 、ジョナサンとジャックが生まれる前の2015年には流産を経験したことも明かしています。

ふたりはハリウッドでともに仕事をしてきた

ふたりのパートナーシップは仕事にまで及ぶように。2014年にアンがインディーズ・ドラマ『ブルックリンの恋人たち』に主演した際、アダムは共同プロデューサーとして参加しました。

「配偶者とは仕事をするな、とよく言われます」と『ピープル』誌に語ったアン。自身も公私混同はしたくないと思っていたそうですが、「彼と仕事をするのがとても好きなんです。彼はこれが得意だし、素晴らしいプロデューサーです。それに、私はこの仕事を通じて彼からたくさんのことを学んだ気がしています」と打ち明けました。

おそろいのタトゥーを入れている

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お互いへの愛の宣言を体に刻むことにしたアンとアダム。『ザ・ドリュー・バリモア・ショー』で、アンはふたりがおそろいの「M」の文字のタトゥーを入れたことを明かしました。

「どういうことかというと、私たちは欠けているわけではないけれど、ふたりならそれ以上だということなんです」「私は彼に自分の欠けた部分を補って欲しいとは思っていないし、彼も私に彼を補って欲しいとは思っていません。私は独立した人間。彼も独立した人間で、一緒にいることを選ぶのは、一緒にいることでお互いがより良くなると信じているからなんです」

※この記事は2024年5月19日時点のものです。

Translation: mayuko akimoto Photos:Getty Images From: Good Housekeeping

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