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江戸の人々の躍動と熱狂を追体験! Bunkamuraザ・ミュージアムで、「ボストン美術館所蔵 俺たちの国芳 わたしの国貞」が開催に。

  • 2016.2.25
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歌川国芳「国芳もやう正札附現金男 野晒悟助」 弘化2(1845)年頃 William Sturgis Bigelow Collection, 11.28900 Photograph © 2015Museum of Fine Arts, Boston

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2016年3月19日(土)から、Bunkamuraザ・ミュージアムにて、展覧会「ボストン美術館所蔵 俺たちの国芳 わたしの国貞」がスタートする。

所蔵作品45万点を誇るアメリカのボストン美術館は、古今東西の優れた美術品で知られ、なかでも仏画、絵巻物、浮世絵、刀剣など日本美術のコレクションは質・量ともに充実している。

同展では、ボストン美術館の優れた日本美術のコレクションにあって、1万4千枚超と圧倒的な点数を誇る、幕末の人気絵師、歌川国芳(1797~1861)と、歌川国貞(1786~1864)の浮世絵作品の中から、170件(約350枚)を出展。歌川一門でしのぎを削った兄弟弟子の国芳と国貞の作品を通して、江戸の粋と当時の人々の暮らしが体感できる。

テレビやグラビア写真のない江戸時代、浮世絵は歌舞伎スターのプロマイドであり、最新のファッションを伝えるメディアだった。2人は兄弟弟子でありながらその作風は対照的で、国芳は豪快な武者絵と大胆な構図で、国貞は粋な美人画や緻密な表現で一世を風靡した。

明治初期に来日したアメリカ人、ウィリアム・ビゲローらによって海を渡ったこれらの作品は、その膨大な点数ゆえに多くは展示されることなく、長い間ボストン美術館の収蔵庫に保管。いまなお、まるで「摺りたて」のような輝きと鮮やかさを今日に伝えている。

幕末の浮世を写しだす国芳と国貞の作品を通じて、江戸の人々の躍動と熱狂を追体験してみては?

「ボストン美術館所蔵 俺たちの国芳 わたしの国貞」

会期/2016年3月19日(土)~6月5日(日)

・会期中無休

会場/Bunkamuraザ・ミュージアム 東京都渋谷区道玄坂2-24-1

開催時間/10:00〜19:00

・入館は18:30まで

・毎週金・土曜日は21:00まで(入館は20:30まで)

入館料/一般 1,500円、大学・高校生 1,000円、中学・小学生700円

問い合わせ先/03-5777-8600(ハローダイヤル)

http://www.ntv.co.jp/kunikuni/

参照元:VOGUE JAPAN

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