1. トップ
  2. ライフスタイル
  3. ご祝儀袋の書き方をイラストで紹介!表書き、中袋や旧字体漢字での金額の書き方など

ご祝儀袋の書き方をイラストで紹介!表書き、中袋や旧字体漢字での金額の書き方など

  • 2024.5.18
  • 4816 views
SHUFUFU

結婚式に参列する際に必ず用意するのが「ご祝儀袋」。
相手の結婚を心からお祝いする気持ちがあっても、ご祝儀袋の選び方や書き方を間違えてしまうと、「この人常識ないな…」なんて思われてしまうことも。

この記事では、結婚式直前になって焦らなくて済むように、ご祝儀袋の種類や購入方法・書き方などを詳しく紹介していきますね!
ぜひ参考にしてみてくださいね。

ご祝儀袋はどこで買う?

ご祝儀袋はどこで買う?
SHUFUFU

ご祝儀袋をどこで買うべきか悩む方も多いと思いますが、よく行くスーパーやコンビニ、100円ショップなどでも売られていることが多いです。

手軽に買えて便利ですが、並んでいる種類はそこまで多くはなく、一般的なデザインのものが数種類しか売っていない場合も。

仲のいい友人の結婚式の場合は、「ちょっとオシャレなご祝儀袋で渡したい」「好きなキャラクターのデザインがいい」などと思うこともありますよね!

そんな時は、ロフトや東急ハンズなどの生活雑貨店楽天やAmazonなどのネット通販での購入がおすすめです。ご祝儀袋の価格は、1つ500~1,000円程度で売られています。

凝ったデザインのご祝儀袋や、キャラクターデザインのご祝儀袋など様々なご祝儀袋が売っています!忙しくて買いに行く暇がない!という方でも、ネットショップで購入できるのは嬉しいですよね。

ご祝儀袋の書き方

「毛筆」か「筆ペン」で書くのが基本的なマナー
SHUFUFU

ご祝儀袋に名前や金額を書く際は、「毛筆」か「筆ペン」で書くのが基本的なマナーとされています。
毛筆で書くのは大変なので、筆ペンを使用する人が多いでしょう。

普段使い慣れたボールペンを使いたくなりがちですが、必ず筆ペンを使用するようにしましょう。
しかし、中袋に住所や氏名を書く場合は、毛筆や筆ペンだと文字が潰れて見えなくなってしまう可能性があるので、ボールペンを使用してもいいとされています!

表書きの書き方

表書きは、結び目の下の真ん中に自分の名前をフルネームで書きます。

個人の場合
表書きの書き方
SHUFUFU

真ん中に自分の名前を書きましょう。

夫婦連名の場合
表書きの書き方
SHUFUFU

夫の名前を真ん中にフルネームで記入し、左下に妻の下の名前だけを記入。
※妻の名前をフルネームにしても問題ない。

友人・同僚と連名の場合
表書きの書き方
SHUFUFU

友人同士で立場に差がない場合は、五十音順に右側からフルネームで記入。
地位や年齢に差がある場合の連名は、右から地位の高い順番になるように、個人名を並べて書きます。

表書きの書き方
SHUFUFU

連名の名前を中央に記入しても構いません。

4名以上での連名の場合

連名でフルネームで記入できるのは3名までとするのが一般的です。
4名以上での連名の場合の表書きの書き方は

表書きの書き方
SHUFUFU

代表者をフルネームで記入し、その左横に「外一同」と記入。

表書きの書き方
SHUFUFU

部署単位でご祝儀を渡す場合は、「営業部一同」などと記入します。

中袋・中包みの書き方

ご祝儀袋の内側にあるお金を直接いれる封筒を「中袋」、包みを「中包み」と呼びます。
中袋・中包みにも記入が必要です。

中袋・中包み
SHUFUFU
中袋・中包み
SHUFUFU
表側

中袋・中包みの表側には、中に包んでいる金額を明記します。
金額は、旧字体を使って、「金~萬円」と書きます。

<金額の書き方>
はじめに、4万円・9万円はご祝儀として包むにはふさわしくないとされています。
4は「死」、9は「苦」「苦しい」を連想させるため、縁起が悪いというのが理由です。
そのため包む金額としては絶対に避けるようにしましょう。

金額の旧字体での記入方法は下記を参考にしてみてください。

  • 1万円 → 壱萬円
  • 2万円 → 弐萬円
  • 3万円 → 参萬円
  • 5万円 → 伍萬円
  • 6万円 → 六萬円
  • 7万円 → 七萬円
  • 8万円 → 八萬円
  • 10万円 → 拾萬円
裏側

中袋の裏側には、左下に自分の住所・氏名を書きます。
住所より名前を少し大きめに書くとバランスがいいです。

仲のいい友人だからといって中袋の金額や住所の記入を省いてしまうと、新郎新婦が誰からいくらもらったのかが分からなくなってしまうことも。
お二人のためにも必ず書くようにしましょう!

ご祝儀袋を選ぶ時のポイント

まず、結婚式で渡すご祝儀袋にふさわしいものはどんなものなのでしょう。
選ぶときに押さえておきたい3つのポイントをご紹介していきますね!

①「のし(熨斗)」がついている

「のし(熨斗)」がついている
SHUFUFU

もともと日本では、贈り物には「薄く伸ばした鮑(あわび)」を添えるのが習わしでした。
薄く伸ばすことを「伸す」といい、伸ばした鮑で「熨斗鮑(のしあわび)」といわれていました。

時がたつにつれて簡略化され、現在では印刷をしたり、のしあわびを模したものを使用するようになっています。

「のし」には「より丁寧に物を贈る」という意味があるので、結婚式はもちろん、慶事の場合は、必ずついているものを選びましょう。

②水引がついている

水引は「あわじ結び」か「結び切り」
結婚のお祝いには、「新郎新婦が固く結ばれる」という縁起を担いで、簡単にはほどけない「あわじ結び」か「結び切り」のものを選びます。

あわじ結び
SHUFUFU

「あわじ結び」は、結び目の輪の部分が貝の「あわび」に似ていることから、その名が付いたと言われています。両端を持って引っ張るとさらに強く結ばれることから、「末永く続くように」という意味があります。

結びきり
SHUFUFU

「結びきり」は一度結んだらほどけることのないことから、「一度きり・二度とは繰り返してはいけない」といった意味が込められており、結婚などの何度もあるべきではない贈り物に用いられます。

梅結び
SHUFUFU

また、梅の花をモチーフにした「梅結び」もかわいらしくておすすめです。「松竹梅」というように縁起がよく、「固い絆」や「長寿」も意味します。

水引の本数は「10本」
水引の本数は「10本」
SHUFUFU

一般的なお祝いの水引の本数は5本ですが、結婚にまつわるものの場合は、5本の水引を2束にした10本の水引が用いられます。
これは「5本×2=10本」からきていて、「両家並びに男女がひとつになること」を表しています。

水引の色は「紅白」や「金銀」などが一般的

結婚祝いのご祝儀袋は、「紅白」または「金銀」の水引がついたものを選びましょう。
「紅白」の水引はお祝い事全般に使われ、「金銀」の水引は限定されたお祝い事に使われますが、婚礼でも使われます。

ちなみに、「黒白」は葬儀や法事、「黄白」は法事以外のお供えの時に使用されるものなので、誤って選ばないように注意しましょう。

③金額と相手にあったものを選ぶ

一言でご祝儀袋といっても種類は様々で迷ってしまいますよね。
包む金額や相手によって、適したデザインがあるので、ふさわしいものを選びましょう。

・1万円の場合(欠席など)
1万円の場合(欠席など)
SHUFUFU

水引や帯紙が印刷された簡易的なデザインのもの

2~3万円の場合
2~3万円の場合
SHUFUFU

紅白又は金銀の「結び切り」「あわじ結び」の水引でスタンダードなものが良いです。
デザインものでもOK

5万円以上の場合
5万円以上の場合
SHUFUFU

「あわじ結び」か「輪結び」の水引にさらに華やかな飾り結びがついたもの。
上品さや高級感があるものを選ぶといいでしょう。

仲のいい友人などにおすすめ

最近では、渡した後にも相手に使ってもらえるように手ぬぐいやハンカチでご祝儀を包むタイプのものも売られています。
使い捨てにならないご祝儀袋は、珍しく、お相手にとても喜ばれます。少しカジュアルなタイプのものになるので、仲のいい友人に贈るのがおすすめですよ。

まとめ

結婚式に参列するにあたって、ご祝儀袋は必ず用意するもの。
袋や飾りなどひとつひとつにちゃんとした意味やルールがあることを理解して選ぶことで、より相手へのお祝いの気持ちが伝わると思いますよ。ぜひこの記事を参考に選んでみてくださいね。

元記事で読む
次の記事
の記事をもっとみる