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「お店は定休日」「宿の夕飯は間に合わず」自己中女が彼とノープラン旅行をした結果がひどい

  • 2024.5.17

この漫画は、主人公・すみれさんが友人との価値観の違いに気づき、その後疎遠になったお話です。すみれさんたちは、ゆっきーが遠距離恋愛の彼と別れた原因について話を聞いています。ゆっきーは彼との旅行で、憧れだった「行き当たりばったりの旅行」を実行。しかしお店が定休日だったり、予想以上に移動時間がかかったりと大変な思いをします。育った環境によって「常識のズレ」が生じるのは当然です。しかし、そのなかでもお互いが気持ちよく過ごせるにはどうすれば良いのか考えるきっかけになる作品です。『ガソリン代どうする?』第36話をごらんください。

ゆっきーがやってみたかった「行き当たりばったりの旅行」は、思った以上に大変。しかも、ゆっきーが「宿から離れたパン屋に行きたい」とわがままを言ったせいで、宿の夕食にも間に合わなかったとか。

事前に下調べをしていればよかったものの、ノープランではうまくいきませんよね。運転する彼も我慢の限界のようです。

気づかない「無神経」について考えさせられる作品

『ガソリン代どうする?』では、仲良しだった友人との間で、ガソリン代をめぐってモヤモヤした話が描かれます。

旅行などで「自家用車に乗せてあげる」あるいは「乗せてもらう」という経験はありませんか。そんなとき、ガソリン代はどのようにやりとりしているでしょうか。本作では、いつも車を出すすみれに対し、友人たちはガソリン代も出さずに知らん顔。すみれは当初「こんなものなのかな」と思っていましたが、別の友人に「それは非常識」と聞き、モヤモヤをつのらせていきます。

ガソリン代のやり取りに明確な正解はなく「お互い様だから毎度支払わない」「いつもお世話になっているお礼だから特にもらわない」という間柄の人もいれば「毎回折半する」「お礼を渡す」など、できるだけ負担が1人に寄らないように調整する人もいるでしょう。お互いがモヤモヤせず、すっきりできる方法が一番ですね。相手の意思がわからないときは、どのように清算すればよいかを、乗せてもらう側からたずねてみるのがよいかもしれません。

どんなに親しい間柄でも、お互いの考える常識は違います。知らないうちに、相手に「無神経だ」と思われているとしたら悲しいですし、自分も相手をそう思いたくはありませんよね。お互いが気持ちよくやり取りできるよう、事前にコミュニケーションをした上で「ガソリン代どうする?」に対する答えを整理できれば良いのではないでしょうか。

著者:ママリ編集部

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