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ノーマン・リーダス、日本で初となる写真展を開催。

  • 2024.5.17

ハリウッド俳優、プロデューサーとして日本でも人気のノーマン・リーダスの日本で初となる写真展「IN TRANSIT(イン トランジット)」が、5月17日より渋谷・ミヤシタパークのSAIにて開催。

Norman Reedus「headed home」406.4 x 508 mm 2023年archival pigment print, framed

日本ではあまり知られていないかもしれないが、ノーマン・リーダスは、俳優/プロデューサー業で活躍する一方で、写真家としても制作活動を行っている。2022年にパリで写真展「Live the life you love」、23年には「IN TRANSIT」を発表。ニューヨークやロサンゼルスのみならず、これまでバルセロナ、コペンハーゲン、パリといった世界のさまざまな都市で写真展を開催してきた。

「『IN TRANSIT』は直感的な探求、個人的な経験、そして精神分析的で催眠的なものである。このコレクションはアンダーグラウンドの90年台から現代に至るまでの初出し作品が含まれているが、つねに"IN TRANSIT"(編集部注:移動中)でありこれらの異なる時代の深部を探求するような過程である。『都会と田舎の環境、暑さと寒さ、爽快感と憂鬱さ』また、『すべてがノスタルジック』だ」とノーマン・リーダスは語る。

Norman Reedus「jucifer」508 x 406.4 mm 2022年archival pigment print, framed

抽象的な都市の風景やスナップ写真を通して、写真家ノーマンは観賞者である私たち自身と彼自身の未知の道を共有しようとしている。漏れるネオンの幽玄な輝きや暗くエフェクトをかけられた壁など、街から切り取られた風景は現実でありながら、ここにはすでに存在しない心象的な何かに感じられる。

本展はノーマン自身の作品の中から抜粋された53作品で構成。年代は2022、23年に撮影された新しいものが中心だが、中には1994年から2000年代初期に撮影した作品も含まれる。また、部数限定でニューヨークから輸入したノーマン撮影の写真集も販売。2013年10月に出版された『The Sun's Coming Up... Like a Big Bald Head』本展で発売される作品と書籍はすべて本人のサイン入りなので、ファンはこちらも要チェック。

Norman Reedus「eye in the dark」406.4 x 508 mm 2023年archival pigment print, framed

Norman Reedus「comic con」406.4 x 508 mm 2023年archival pigment print, framed

Norman Reedus「san sebastian #2」406.4 x 508 mm 2023年archival pigment print, framed

240513_photo_norman_profile.jpg

photography: Jamie Burke

Norman Reedus  
俳優、写真家、映画監督、アーティスト、ニューヨーク・タイムズ紙に寄稿する文筆家などさまざまな才能を持つマルチクリエイター。11シーズンにわたって放送された「ウォーキング・デッド」のAMCスピンオフ作品「ウォーキング・デッド:ダリル・ディクソン」で、クロスボウを振り回すダリル・ディクソン役を演じ、人気再燃。ビデオゲーム・フランチャイズ『デス・ストランディング』の主役も務めた。トム・ハーディ、オースティン・バトラー、ジョディ・コマーと共演するジェフ・ニコル監督の『TheBikeriders』が6月に全米公開されるほか、アナ・デ・アルマス共演のジョン・ウィック・ユニバースのスピンオフ『Ballerina』などが控えている。

Norman Reedus 個展「IN TRANSIT」
期間:2024年5月17日(金)〜26日(日)
会場:SAI
東京都渋谷区神宮前6-20-10 RAYARD MIYASHITA PARK South 3F
tel : 03-6712-5706
開)11:00〜20:00

⚫︎問い合わせ先:SAI
E-mail : info@saiart.jp
IG:@sai_miyashita

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