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小学校高学年『ラクになるはず』だったのに仕事は激務に、中学受験も始まった! もう回らん!【前編】

  • 2024.5.16

痛っ!

うわ。結構深めにいっちゃった。指から流れる血…フルタイムで仕事を済ませ、いや本当は残業したいくらい業務過多なのですがある程度の所で終わらせ、身支度をして会社を出ます。早足で歩いて電車に乗る。疲れていますし席が空いてたら座りたいくらいだけど、電車もラッシュでギユーギュー。乗れるだけでもマシか…と思いながら下を向きながら揺られます。最寄り駅で降りて駆け足で自宅へ。時間がない。時間がない。保育園までは車で約15分。残っている時間は20数分。昔は延長保育の子どもは比較的沢山いた気がしますが、年々減少しているように思います。うちの園ではほぼ我が子だけ。お迎えから帰ってくると時間も経ってしまうので、炊飯器のスイッチとホットクックで簡単に作れるものは仕込んでおきたい。早く早く・・帰宅後に数分だけでも仕込んでおくと全然違うのだ。慌てて家事をしていると、「痛っ!」包丁で指を切ってしまいました。

バタバタし過ぎてサクッと指を切ってしまった。

頭の中では次の段取りを考えていたところ。電源を入れた後に内蓋をセットして、ホットクックの設定は『○○』にして、車の鍵を持って、そうだ!保育園に提出する紙があったんだ!えーーっとあと、車の中で「お腹空いた~」とグズることが多いから、ミニおにぎりをチンして…とか慌てながら料理をしていると、やっちまいました。ドクドク流れる血。しまった!結構深い。バンドエイド数枚を取り出し、グルグルと巻き付けます。傷口は固定され、血は止まりましたが、ズキズキ痛みます。独身の頃の私だったら、ヒーヒー言って、もう今日は何もしない!こんな日は、ちょっと横になろう!。実家の母に連絡してみようかな。ヒーー!血が怖い。とか思っていましたが、もう立派な三児の母です。何とかせねば。小5長男は塾。学童から帰ってきてゴロゴロしている小3次男にお願いします。「ごめん。お母さん、指を切ってしまって、もうちょっと固定したいから押し入れから大き目のガーゼとテープを持ってきてくれない?」次男がはいはーい!と動いてくれます。「お母さん、僕も手伝うから、ちょっと休んだら?」うーん。休みたいけど、誰が私の代わりをしてくれるんだ?他府県に住む両家の両親か?帰ってきてーと夫に電話をしたとて、今からだと1時間はかかる。とっくに保育園は店じまいだ。次男には、「三男と帰ってきたら休むよ。」と伝え、保育園にむかいました。

あーーーーー

最近、夫がとーっても遅い。この4月より彼の職場で配置換えがあったそうです。業務過多の部門に異動になったとのこと。帰宅が週5で21時を超えます。いや21時だったら早いくらい。22時23時も当たり前。保育園も私がいつもお迎えです。3人の息子も小5、小3、年中クラス。新生児でもないですし、乳幼児でもない。自分で何もかもができる年になったので、食事のサポートやオムツのあれこれ、四六時中目が離せなない状態ではなくなりました。あの時は相当大変で、「早く大きくならないかな~。大きくなると楽になるかな~」って思っていたんだけどな。あの頃の未来に入るハズなんだけどな。夫、転職+配置換えで帰ってこない。そこに長男の中学受験も乗っかってきました。もうね、はーーーってため息がでる。そしてこの歌がよぎる。♪ はーーーーーぁ時間が無ぇ!余裕も無ぇ!自分自身の体力も無ぇ!オラこんな村嫌だ~オラこんな村嫌だ~東京へ出るだ~~…突然の吉幾三。東京へ行ったら百合子都知事が何とかしてくれるのでしょうか。地方都市のわたしは歌うしかないのか。そんなことはさておき。

中学受験もちゃんとサポートしたいのよ

でもね、どうにも出来なくなってきました。この4月から私の仕事内容もバッタバタなのです。隙あらば毎日残業したいくらい。でもできない。保育園のお迎えもギリのギリギリ。超高速で家事をして、お風呂もいれて、片付けもして、子ども達の明日の準備のサポートもして…全ての家事が終わるのが、8時半くらい。これでも頑張っている方だと思うよ。衣類乾燥機、食洗機、ルンバ、ホットクック、アレクサを駆使してなんとか時間を作っているつもり。家電がなかったらたぶん1時間は余裕でプラスされてた。中学受験のサポートはその家庭によってそれぞれだと思います。本当は受験をする本人が時間ややることを決めて取り組めば良いですが、そこまで出来ないのが小学生。長男は次男や三男がバタバタ遊んでいたりテレビを見ている時に1人勉強に臨めるほど精神的に成熟していません。そりゃそうだろ。9歳とか10歳だぞ。中学受験の意思があったとて、遊ぶだろ。そのため、私が自分の作業を止めて付きっ切りでサポートします。三男を寝かしつけた9時ごろから中学受験の勉強サポート!となると余裕で11時になってしまいます。その割に1日の勉強時間は2時間ほど。疲れと眠さで長男も私もイライラしたり。効率が悪すぎる…もちろん、塾には行っていますが、『家庭学習』こそ大事。塾で習ってきた単元を復習してこそ定着します。ただこの『復習』は、親の声掛け「やっておきなさいよ~」くらいでは進まないのが小学生。うーん。どうしようか。小4の2月から大手塾に通塾をスタートさせた長男。まだ全然ヨチヨチ歩きですが、こんな時そこいろんな人に手伝ってもらわなければ!塾に電話して、先生に相談しました。先生は、「よろしければ、普段から学習室を使ってみたらどうでしょ。ご兄妹がいらっしゃるお家のお子さんや、家で集中できない子は積極的に使っていますよ。」とのこと。よって、長男には塾のない日は、

塾の学習室を利用してもらっています

本当は親が一つ一つの問題について、解く過程を一緒に確認するとかしたい。でも無理。時間もないし、気力もないし、ノウハウもない。さすがに限界がある。ということで、学校から帰宅後、17時前まで友達と思いっきり遊び、17時頃に家に用意を取りに帰り、塾にむかう。その後、ご飯・お風呂・明日の準備、全てが終了したら自由時間。ゲームでもYouTubeでも何をしていても構いません。21時頃に私の手が完全に空いたら、1時間ほど一緒にテスト直しや難しい演習に取り組みます。自習室で自分で解いてみて分からなかった問題もここで潰します。とはいえ、まだ小5ですし、自習室にどの課題もっていけば良いかはイマイチ分かっていません。自習室へもっていく課題は、親が分かりやすく書き出します。1日のやるべき宿題や課題を朝のうちに私が書き出し、メモにしてテーブルに置いておきます。長男はそれに沿って進めてきます。

コツとしては少し少ないかな~くらい2~3個の課題にすること

沢山ありすぎると嫌になるようです。前に7つくらい箇条書きにしていたのですが、帰宅した時、1つ終了していませんでした。メモを見ただけで「もう無理。できない。やりたくない。」と諦めてしまったようです。そのため、我が家の場合は2~3個の課題に厳選。・計算問題 p34、35・漢字プリント・理科のプリント穴埋めみたいな感じ。3つくらいだと「早く終われるかも!」とやる気になるようです。まぁ大人も同じか。1時間半~2時間サクサクすれば出来るかな~くらいの課題です。長男が自分で順番を決めて、好きなようにやってきてもらいます。早く出来上がれば早く帰宅し、ご飯や明日の支度が終了した後に、YouTubeやゲームもできるので凄い勢いで終わらせて返ってきます。 すると…思いもよらなかった方向に進み始めました。ちょっと長くなりそうなので、次回に続きを。

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