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1歳児に「いったーーーい!」はダメ?【保育士解説】たたく・かむ子に効くしつけのコツ

  • 2024.5.16
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1歳を過ぎると自我が芽生え始め、イヤイヤ期のスタート地点に立つ時期。これまでなかった「噛みつき」が始まった。嫌な時、眠たくなる時など、子どもの機嫌が悪くなると噛んで訴える子どもが出てきます。家でならまだしも、園でもお友だちを噛んでしまうことも・・・親としては今すぐ絶対にやめて欲しい行動ですよね。でも相手はまだ1歳になったばかりの子ども。どのように伝えればよいのか、やめさせるためにはどうすればいいのか、現役保育士ママのまお先生(@babymassage_mao)が解説します。

1歳ごろの子どもの成長

1歳を迎えるころの子どもは、0歳だった数か月前に比べて、ずいぶんと成長を感じられることが増えてきます。体の発達はもちろん、言語の発達もグンと伸び、大人とコミュニケーションができる面も。しかし個人差が大きい時期ですので、発達の目安は参考程度でごらんくださいね。

  • 1人で歩けるようになる
  • 簡単な言葉が理解できるようになる
  • 積極的に気になった所に一人で探索する
  • 手や指先を使って、いろんな物を取ったり掴んだりできるようになる
  • 離乳食から完了食に移行し、自分で食べようとする
  • 「マンマ」などの片言で話そうとする
  • 「自分で」が芽生え始める

上記以外にもありますが、このような成長が見られます。子ども本人にしっかりと「〇〇したい」という気持ちが芽生え、周囲と気持ちがぶつかることが増えてきます。そんなことから、おもちゃの取り合いや自分のテリトリーに侵入されるなど不快なとき「噛む」という行動に出る子がいます。

噛みつく原因はいろいろ

噛みつきをしてしまう子どもにも、ちゃんと理由があることがほとんどです。

たとえば、1歳ではまだ難しい「言葉を話す」という手段がまだ未発達なため、噛んで嫌な気持ちを表現していることも。また、欲しいものをお友だちが手で持っているとき、かんで奪い取ることもあります。「相手がまだ使っているかも」など、相手の思いを考えるのが難しい時期ゆえの噛みつきです。

噛んでしまった時の対応

子どもが親や友達を噛んでしまったとき、どんな対応をすれば良いでしょうか?

実際に保育現場でも行っている声の掛け方を紹介します。お家で兄弟に噛んでしまった時や、出かけ先やお友だちと遊んでいる最中に起きてしまった時に、参考にしていただければと思います。

気持ちを代弁する

使っていたおもちゃを取られた、叩かれた、自分の所有物や場所を取られた、お友だちが持っている物が欲しいなど、本人が「嫌だった」「欲しかった」と感じる状況であれば、本人が心の中で感じている感情をママが言葉にして代弁してあげましょう。

「〇〇ちゃんが持っていたこのおもちゃが欲しかったんだね」「(本人)の座るお椅子だもんね、座れなくて嫌だったね」といったように、状況を伝えながら気持ちを言葉にしてあげることで、カっとなった本人の気持ちも落ち着かせることができます。

噛むことは「痛いこと」と伝える

気持ちを代弁してあげたことで、少し落ち着いたのを確認できたら、次は噛んだことについて「痛みがある」ということを伝えていきましょう。「ガブってしたら、とっても痛いんだよ」と伝えます。

さらに「欲しい時は、ちょうだいってお手て出して言えるかな?一緒に言ってみようか」など、別の方法があることを伝えたり、練習したりしましょう。

「噛んではいけない」だけでは、他の表現方法を知らない子どもが言うことを聞くのは難しいでしょう。噛まずに思いを伝える方法を知らせることが大事です。

親のオーバーリアクションが逆効果になることも

親の肩や腕を噛むことがある時期です。嫌な気持ちを表現している以外に、抱っこしてもらえてうれしい気持ちや、甘えの表現でも噛むことがあります。

甘えているというと聞こえはかわいらしいですが、手加減を知らない子ども。歯形がついたり、内出血、時には出血する時もあるほど痛いですよね。そんなときは、オーバーリアクションより、低い声で落ち着いて「痛いよ、やめてね」とはっきり伝えましょう。

子どもはママが「いったーーーい!」と大きく反応する姿を楽しんでいる場合があります。「面白いから、また噛んじゃえ!」と遊び心に火がついてしまいますので、冷静に伝えるようにしてくださいね。

噛み癖がなおるまで、長い目で見守って

噛みついてはいけないということを、1歳児が1度や2度で理解するのは難しいです。発達が進むにつれて、理解できるようになり、言葉も話せるようになります。そうすると、噛みつきも減少したり、パタっとしなくなったりします。

嚙み癖があるからといって、親の子育ての仕方が間違っているわけではありません。その都度対応しながら長い目で見守りましょう。

著者:ママリ編集部

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