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フレッシュハーブで作ろう! ローズマリーソーダ

  • 2024.5.17
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ハーブがぐんぐん大きくなる季節ですね。お庭のハーブを、もっと生活の中に取り入れてみませんか? ハーブは、生活に役立つ香りのある植物を指します。使わないなんて、もったいないですよ♪ 今回は、ローズマリーを使った飲み物・ローズマリーソーダの作り方をご紹介します。ローズマリーには、血液循環を促進し、身体の働きを活性化する作用や、老化防止に役立つ嬉しい作用もあるんですよ。おいしく飲んで、心身の健康づくりにハーブを役立ててみませんか?

ローズマリーの育て方は?

ローズマリーは1mほどに成長するシソ科の常緑低木です。和名はマンネンロウ。ヨーロッパの沿岸によく生えていて、学名のRosmarinusは、海のしずくを意味します。暑さ寒さ・病害虫にも強く、非常に丈夫で、青や白・ピンクなどの花も楽しめることから、庭木としても人気があります。地植えはもちろんですが、プランターでもよく育ちますよ。

置き場所は日当たりと風通しのよい場所を好みます。午前中日が当たれば、午後日陰になってしまうような場所でも、栽培可能です。

ポイントは、水やりのタイミング。乾かし気味に育てましょう。水は土の表面を触ってみて、乾いていたらたっぷりあげてくださいね。強い霜が降りる地域の方は、寒さに強い品種を選ぶか、冬場に室内管理がしやすい鉢植えがオススメです。

そして、ローズマリーの飲んだり食べたりする部分は、葉です。おいしく楽しむには、新芽の部分をたくさん育てておくといいですよ。ごわごわした下の部分は、苦みや渋みが出やすく、香りも少ないことが多いので、柔らかい新芽を使ってくださいね。

ローズマリーの効能

ローズマリーには、身体の働きを活性化する作用があり、血液循環を活発にし、循環器系・消化器系の機能を促進してくれます。また、体内をさびつかせ、細胞を老化させるのを防ぐ作用(抗酸化作用)を持っています。

結果、全身をやる気にさせ、記憶力や集中力アップ・認知症予防にも役立つハーブなのですよ。若々しく、日々活発に動きたい方にピッタリですね。

これらの効能は、飲んだり食べたりするだけでなく、葉をこすって香りをかぐだけでもOK!

勉強部屋や会議室などにローズマリーの枝を飾っておいたり、休憩時間に香りをかぐことで、集中スイッチがオンになりますよ。このように香りもぜひ楽しんでみてくださいね。

ローズマリーソーダの作り方

それでは、ローズマリーソーダを作ってみましょう!

<材料>1杯分

・ローズマリーの葉 3g
・お湯 50㏄
・炭酸水 100㏄
・氷 適量
・レモン果汁 小さじ1
・はちみつ/砂糖類 適量

<作り方>

1.ローズマリーの葉だけを摘んで軽く洗い、沸騰したお湯に入れる

これで3gほどです。

2.2~3分ほど煮出して、濃いハーブティーを作る

3.氷を入れたグラスに、2のローズマリーティーとレモン果汁を入れ、炭酸水で割る

4.お好みで、はちみつやガムシロップなど甘みを加えて、完成

<注意点>

自然の恵みが詰まったハーブですが、妊娠中・授乳中の方、治療中の病気がある方、体質等の心配がある方は、使用できない種類もあります。使用する前に、かかりつけの医師にご相談ください。

Credit
写真&文 / 堀久恵 - 花音-kanon- 代表 -

ほり・ひさえ/ガーデンセラピーナビゲーター。一般社団法人日本ガーデンセラピー協会専門講師。

生花店勤務を経て、ガーデンデザイン・ハーブ・アロマセラピー等を学び、起業。植物のある暮らしを通じて、病気になりにくい身体を作り健康寿命を延ばすことを目指した「ガーデンセラピー」に特化した講座の企画運営と庭作りを得意とする。埼玉県熊谷市の『花音の森』にて、日々植物に囲まれ、ガーデンセラピーを実践中。

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