伝説の水着モデル、ケイト・アプトンが『スポーツ・イラストレイテッド』の水着特集号の表紙にカムバック

今のようにダイバーシティの大切さが強調される前から、多様なバックグラウンドを持つモデルを起用してきた雑誌『スポーツ・イラストレイテッド』の水着特集号。年齢や体型、ジェンダーにとらわれない美しさを表現するメディアとして注目を集めてきたが、その水着特集号の最新版が発売された。今回は60周年記念号ということもあり、例年以上に豪華。これまで水着特集号に出演してきたモデルたち、タイラ・バンクスやモリー・シムズ、さらにマーサ・スチュワートや70年代に同特集号の表紙を飾った大御所モデル、クリスティ・ブリンクリーらが見開きの表紙を飾った。

そんな中、注目を集めているのはケイト・アプトン。2011年に同特集号に初めて登場、新人賞に当たる「ルーキー・オブ・ザ・イヤー」を獲得すると翌年には早くもソロで表紙に登場。2013年と2017年にも表紙モデルに抜擢されたレジェンド的モデルである。2017年に野球選手のジャスティン・ヴァーランダーと結婚、2018年11月に女児を出産し同特集号から遠ざかっていたが、ついに今年カムバック。彼女が単独で表紙を飾ったバージョンも制作された。

ケイトは復帰について「とても名誉なこと」とコメント。また他の多くのモデルたちと一緒に表紙を飾ったバージョンについても「参加できてとても光栄。女性が女性をサポートし、多様な体型を見せること、女性たちに彼女たちが信じているさまざまなことについて発言させるというファッションの方向性を表した表紙だと思う」と語っている。

同特集号のインスタグラムには過去の表紙撮影の様子も交えたムービーも投稿されている。年を重ねるにつれてますます美しくなっているケイト。これからの進化も楽しみにしたい。