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ヘッドを“最大限”に加速させる秘訣とは…?飛ばし屋・永野竜太郎のスイングを解説

  • 2024.5.16

今回は、300 ヤード飛ばすためのお手本にしたいツアーきっての飛ばし屋・永野竜太郎プロをピックアップ。

300ヤードは無理でも、自分に合った「飛ばしスタイル」を見つけて学ぶことで、大幅な飛距離アップが望めます!

飛びの秘密:超ワイドなバックスイング

スイングの大きさを変えながら効率的にヘッドスピードアップ!

ヘッドを“最大限”に加速させる秘訣とは…?飛ばし屋・永野竜太郎のスイングを解説
Point1:左腕が長く伸びており、手が体から遠く離れている。このときに体が流れていないのもポイントだ
ヘッドを“最大限”に加速させる秘訣とは…?飛ばし屋・永野竜太郎のスイングを解説
Point2:左カカトの踏み込みで切り返す。 腕は体の回転より少し遅れ、クラブの円弧は小さくなるPoint3:両足、両腕ともに伸びきってヘッドスピードが最速に達する

アドレス
やや右足に体重が乗った状態の構え。一見すると手元よりもヘッドが前方にセットされて見えますが、インパクト時はヘッドが遅れてきます。その際、フェースが少し右を向きやすいので、ストロンググリップにしておくことで、それを回避しています。

【バックスイング】
永野選手の特徴ともいうべき非常にワイドなバックスイング。左足のカカトの浮きは肩の回転が止まらないためのものです。一般的にはスエーしやすい動きですが、右足でしっかりと体重を受け止めています。これは右足首よりもヒザが、ヒザよりも股関節が内側にあるという位置関係によってもあきらかです。

いかがでしたか? ぜひ永野選手の大きなバックスイングを参考にして大幅な飛距離アップに繋げてみてください。

永野竜太郎

●ながの・りゅうたろう / 1988年生まれ、熊本県出身。181cm、85kg。23年は初出場の「全米オープン」で20位に入るなど健闘し、国内賞金ランキングも自己最高の9位。23年のドライビングディスタンスは309.38ヤード。フリー。

解説= アッキー永井

●ながい・あきふみ(永井研史) / 1987年生まれ、神奈川県出身。 “アッキー” の愛称で親しまれている人気コーチ。人体解剖学や物理学の視点を取り入れたわかりやすいレッスンに定評がある。

写真=ゲーリー小林

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