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「福岡に行ったら訪れてほしい!」遊びながら学べる博多の木育施設がすごい!【九州ママ通信Vol.2】

  • 2024.5.15
mamagirl

せっかく福岡に来たのに雨が降りそう…。そんな日でも、赤ちゃん連れで安心して遊べる施設があるんです!そこは博多駅からのアクセスも抜群の「福岡おもちゃ美術館」。国内最大級の広さを誇る館内には、品質に優れた樹齢100年を超える福岡県産のヒノキがふんだんに使われた、約8,000個の木製おもちゃがゲストをお出迎えしてくれます。

0歳と3歳の兄弟を育てる母ちさきが、今回はその素敵なおもちゃ美術館をご紹介します!

「遊び」と「学び」に境界線はない

入館すると息子はすぐに「うわあ…!」と目をキラキラさせ、一目散におもちゃに駆け寄ります。入り口の前に広がるのは、おもちゃコンサルタント※1が選ぶ約100点のおもちゃが展示された「グッド・トイ(=よいおもちゃ)ひろば」。館内には赤いエプロンを着たおもちゃ学芸員※2さんがたくさんいて、一緒に遊んでくれたり、遊び方を教えてくれたりします。優しく包み込んでくれる雰囲気に息子も「先生~!」とすぐに打ち解けていました。

博多銘菓モチーフのおもちゃ(画像提供:福岡おもちゃ美術館)

こちらは明治39年創業の老舗有名店、二○加煎餅(にわかせんぺい)をモチーフとしたお面のおもちゃ。
他にも、博多のお土産として人気のお菓子を表現した木のおもちゃが多数あります。お子さんが気に入ったお菓子のおもちゃと同じ銘菓を、実際にお土産として購入して帰るのも旅の思い出となりそうですね♪遊びを通して地域の伝統や特色を知るきっかけにもなります。

※1 認定NPO法人 芸術と遊び創造協会が認定する民間資格
※2 おもちゃ学芸員養成講座を受講したボランティアスタッフ

なりきる子どもの表情に大人も笑顔に
博多ラーメン屋台

何をしているところでしょうか? そうです、博多ラーメンを作っています。本場博多ラーメン同様、ねぎ・チャーシュー・きくらげ・紅しょうがなど具のトッピングも木製!湯切りざるもあり本物さながらの屋台ラーメンごっこが体験できます。

ここ「福岡おもちゃ美術館」では、おままごとゾーンが他のおもちゃ美術館と比べ特に充実しているとのこと。中でもこの博多ラーメン屋台は一番人気。ぜひ、お客さんになりきって子ども大将にラーメンを注文してくださいね。他にも、お寿司屋さん、アイスクリーム屋さん、ピザ釜、原木椎茸栽培、フルーツ狩りなど本格的なごっこ遊びが楽しめます。

日本の伝統あそび こま回し

実は知育にも良いこま回し。軸が長いこまは、回すと皆さんもよく知っている有名な山が浮かび上がりますよ。
息子は帰り際に、木製おもちゃが入ったカプセルトイでこまをゲット!

五感をフル活用する初めての木育
「赤ちゃん木育ひろば」ヒノキのたまごのボールプール(左は阿蘇のカルデラ、右は大分県の九重山をイメージ)

2歳までの赤ちゃんには「赤ちゃん木育ひろば」がおすすめ♡
福岡県産スギの無垢材が使われたフロアで思いっきりハイハイをしたり、木の香りや手触りを楽しんだり、安全面にも配慮された癒しの空間です。

ここ「福岡おもちゃ美術館」の魅力は伝わってきましたか?
最後は「帰りたくない~」とグズってしまう子どもが続出でしたが、子ども相手のプロでもあるおもちゃ学芸員さんが、明るい声がけで出口まで誘導してくれたのでひと安心♪

おもちゃの購入ができるミュージアムショップや、日本の5大家具産地、福岡・「大川」の作り手6社が集う家具ギャラリーも併設されており、何度でも足を運びたくなるおもちゃ美術館です。
お出かけの際は、公式サイトで毎日開催されているイベントの確認もお忘れなく♪

【福岡おもちゃ美術館】
HP:https://art-play.or.jp/ftm
Instagram:https://www.instagram.com/fukuokatoymuseum/
開館時間:10:00~18:00
※掲載内容は取材時点の情報です。最新情報は公式ホームページ等でご確認ください。

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